詩歌の森日記

俳句実作講座 第2回

2021年6月30日 11時15分
ラベル : 講座

 

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6/24(木)、6/25(金)

俳句実作講座 第2回目が開催されました。

 

はじめに、第2回目の題となっている

「夏草」と「梅雨」の季語を取り入れている

有名な俳人の作品を鑑賞していきます。

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高野ムツオ館長は、同じ「夏草」という季語を使っていても、

表現が全く違うこと、様々な詠みかたがあることについて

詳しく教えてくださいました。

 

次に受講生の皆さんの添削指導です。

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作品を見ながら、どのように工夫すると良くなるのか

参考となる言葉を伝えながら、丁寧に指導をされる館長。

 

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皆さんもご自身の句と向き合い、熱心に受講されていました。

 

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館長は、「俳句は様子が伝わるように言葉を選ぶこと、

読者を誘うように作ることも大事なことですね」

と仰っていました。

 

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後半は、受講者の方からの質問にも答えてくださり、

第2回目も内容の濃い講座となりました。

 

次回は7/22(木)、7/23(金)の最終日です。

お気をつけてお越しください(^^)

so/i

俳句実作講座 第1回

2021年6月3日 15時02分
ラベル : 講座

 

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5/27(木)、5/28(金)

俳句実作講座 第1回目が開催されました。

講師は、高野ムツオ館長です。

 

はじめに、第1回目の題となっている

「植田」と「郭公」の季語を取り入れている

有名な俳人の作品を鑑賞していきます。

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館長は鑑賞を進める中、「植田」「田植え」のように

似ている季語の区別について、

「郭公」と「閑古鳥」の印象の違いについて

お話をしてくださいました。

 

館長が現在のお住まいを決めるきっかけの一つに、

郭公が深く関わっているそうです(^^)

プライベートなお話から、俳句の基本まで

様々なお話もしてくださいました。

 

次に受講生の皆さんの添削指導です。

作品を見ながら、更に良くなるにはどうしたらよいのか

丁寧に指導をされる館長。

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皆さん熱心に受講されていました。

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館長は、「誰でも分かるように材料を配慮する事が大事ですが、

行き過ぎるのも好ましくない、その微妙な兼ね合いが難しいですね」

などの俳句の難しさについても教えてくださいました。

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最後には、水沢高校の生徒さんと直接

お話をされる場面もみられました。

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次回は6/24(木)、6/25(金)です。

お気をつけてお越しください(^^)

so/i

 

万葉集と大伴家持

2021年6月3日 14時30分
ラベル : 講座

古典文学講座万葉集

5月26日(水)に始まった古典文学講座

講師は岩手県立大学名誉教授の佐々木民夫先生です。

 

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今回のテーマは「万葉集と大伴家持」

万葉集の編纂に大きな役割を果たした家持の

生涯と万葉歌の世界を学びます。

第1回「家持と『万葉集』」

第2回「相聞と挽歌」

第3回「家持と越中」

第4回「越中時代詠」

第5回「移り行く時」

第6回「あづま・みちのく」

 

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第2回(6/2)では

亡妾挽歌(ぼうしょうばんか)や

家持と坂上大嬢との相聞歌を紹介していただきました。

妾(しょう)は正妻に次ぐ妻を意味するそうです。

妻を亡くし二ヶ月あまりで

恋の歌のやり取りをしていた家持。

時系列を聞き歌の背景を知ると

深みが増します。

 

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最後には参加者からの質問も。

 

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最終回は「あづま・みちのく」とありますが

東北地方と家持にはどんな関係があるのでしょうか

お話しを聴くのが楽しみです。

 

 

sat

俳句実作講座 第3回

2021年3月25日 11時38分
ラベル : 講座

 

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3/18(木)、3/19(金)、3班 4班 

俳句実作講座 第3回目が開催されました。

いよいよ最終日です。

 

第3回目の題となっている「薄氷」の季語について

お話をされる館長。

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俳句での「薄氷」とは、春の氷のことで、

多くは動くものというイメージで作られている

そうです。(冬の氷とは別)

 

次に、「薄氷」「風光る」の季語を取り入れている

有名な俳人の作品を鑑賞していきます。

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館長は、作者の句から感じられる思い、選んだ言葉について、

また、生い立ちから様々な俳号についても

お話をしてくださいました。

 

添削指導も順調に進み、

後半は館長に直接質問をされる場面も…

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講座が終了した後は、

水沢高校の皆さんと、色々なお話もされていました。

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館長、参加してくださった受講生の皆さん、

本当にありがとうございました。

次回も沢山のご参加お待ちしております(^^ゞ

so/i

 

 

俳句実作講座 第2回

2021年2月24日 11時00分
ラベル : 講座

2/18(木)、2/19(金)

俳句実作講座 3班、4班、第2回目が行われました。

先日の地震や、大雪の影響により大変な中でしたが、

沢山の方々が参加してくださいました。

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外は晴れていて景色が良い中、受講生のみなさんと

雑談を交えながら講座が始まります。

 

はじめは、第2回目の題となっている

「寒雀」と「水仙」の季語について

解説をしてくださいました。

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館長は、いくつか有名な俳人の俳句鑑賞を進める中、

寒雀の生態や、数が減っている理由、

水仙と深く関りがあるギリシャ神話とナルキッソスについてなど、

沢山の貴重なお話をしてくださいました。

 

次は受講者の添削指導です。

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更に良くなるにはどうしたらよいのか丁寧に指導される館長。

館長は、「俳句は一瞬をとらえること、

様々な場面から一つを切り取って一句をつくることが

大事なことですね。」と仰っていました。

 

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後半は受講者の方々からの質問にも答えてくださいました。

 

次回は3/18(木)、3/19(金)最終日です。

お気をつけてお越しください(^^)

 so/i

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日本現代詩歌文学館

日本現代詩歌文学館の公式ブログです。学芸係が、当館の日常や詩歌の森公園の四季を紹介します。

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