詩歌の森日記
2023年8月21日 13時48分
ラベル : 講座
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7/8(土)、7/22(土)、8/6(日)に、
短歌入門講座が開催されました。
講師は、高校の教員(国語科)で、
歌誌『塔』の選者を務めていらっしゃる
梶原さい子先生(宮城県気仙沼市出身)です。
梶原先生の講座は今年で8年目となりました。
鑑賞や実作をとおして、短歌を基礎から学ぶ講座です。
第1回目(7/9)では、短歌の基本的な決まりごとを学んでから、
「付け句」や「題詠」に挑戦!
まずは穴埋め問題!
妻のゐぬ夜の厨(くりや)にわれを呼ぶ「○○」に返事して立つ
○○には何が入るでしょう?
答えはなんと「電子レンジ」!
続いて「付け句」に挑戦!
お題の「もしここにタイムマシンがあったなら」。
続く下の句を自分で作って、
1首の短歌を完成させました。
さて皆さんどんな下の句を考えたのでしょう…?
「渋沢栄一顔になりたい」
「憧れていた古代のローマ」などがあがりました(^^)
その後グループに分かれ、
出来上がった作品に対して感想を話し合います。
次はいよいよ「題詠」!
「小」をお題に一首短歌を作り、
最後に全員で作品を鑑賞し合いました。
第2回目(7/22)では、
短歌のポイント(下の句の付け方、比喩の歌)
を、勉強しました!
最初に壁に貼られた短歌に、
よいところ(感想)を付箋に書いて貼っていきます。
ちなみに作者は伏せてあります。
この短歌は受講生の皆さんが宿題として事前に提出した作品です!
お題は「野」。
野草、野球、富良野、
野原しんのすけ…(^^)
人それぞれいろんな「野」があるのですね。
下の句の付け方、比喩について学んだあと、
最後に1人一首比喩の歌を作りました!
この日も完成した作品について、
感想を話し合いました。
講座を重ねるごとにどんどん積極的に意見が出るように!
第3回目(8/6)では、「変わり歌合(うたあわせ)」に挑戦!
「変わり歌合」では、お題の中の文字を入れ込んで短歌を作ります。
今回は四人一組の班に分かれ、お題の文字を一人一字ずつ担当しました。
「羽」「生」「電」「撃」Σ(・ω・ノ)ノ!
最近ウワサのあのお方です!
発表は、短歌の作者とは別の人(応援者)が行います。
応援者の皆さん、事前に作者にお話を聞いたり…
大切な作品をどのようにプレゼンするか考えてました。
作品のいいと思うところを、
自分のエピソードを交えたりしながら発表してました!
短歌は自由で楽しいという先生のお言葉のとおり、
終始楽しい雰囲気の中での講座でした。
最後に受講生の皆さんからは、
とても楽しかった、また参加したいという声もいただきました。
梶原先生、受講生の皆さん、ありがとうございました!
A
2023年8月18日 15時56分
ラベル : 講座
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7/16(日)、7/23(日)、7/30(日)、8/6(日)に
俳句入門講座が開催されました。
講師は、『樹氷』主宰で岩手県俳人協会会長、
NHK文化センターの講師などもされている
白濱一羊先生です。
第1回は
先生の用意してくださった資料と解説を聞きながら
俳句の基本的な型を教えていただきました。
「や」「かな」「けり」など
俳句に深みを持たせる
『切れ字』も学びました。
みなさん真剣にメモをとっていらっしゃいました( ..)φ
◆◆◆◆◆
第2回は
受講生のみなさんが宿題で提出されていた句で句会を行いました。
好きな句を順番に発表し、集計します。
今回もっとも点を集めた句をご紹介!
・紅蓮や世情は知らず凜とあり
「俳句を作られた方と読み手の感性が重なるか」というお話も
興味深かったです。
世代によって解釈の変わる句もあり
受講生のみなさんも積極的に質問される場面が多くありました。
◆◆◆◆◆
第3回は
事前に先生が指定された型にそって作られた俳句で句会を行いました。
季語を調べる際
歳時記以外の辞書も引いてみると良いとのアドバイスも…
受講生のみなさん同士で教え合われたり
休憩時間に積極的に先生に質問される姿も印象的でした(*^^*)
◆◆◆◆◆
第4回(最終日)は
吟行&句会を行いました!
雑草園や詩歌の森の中を歩きながら
受講生のみなさん、思い思いの場所で俳句を作られていました。
詩歌の森内には、ちょっとした涼しいスポット
『滝』もありますので、是非訪れた際は
探してみてください(^^♪
吟行が終われば、お待ちかね!!
句会が始まります。
お一人お一人真剣に先生のお話に耳を傾け、
時に受講生のみなさん同士で和やかに
感想を述べ合っていらっしゃいました。
最後は、講座で作った句を短冊へ揮毫します。
短冊作品がズラリ…とっても素敵です(≧▽≦)
作品は8月16日(水)から
階段横のサンチョクコーナーにて展示しております。
是非ご覧下さい!!
白濱先生、受講生のみなさん、
本当にありがとうございました(^-^)
来年のご参加もお待ちしております!
OKP
2023年8月15日 11時45分
ラベル : 講座
7月25.26日
短歌実作講座の第3回目をおこないました。
現代短歌鑑賞では
前田康子さんの『おかえり、いってらっしゃい』
が取り上げられました。
添削では、毎回リズムを大事にしたアドバイス
をくださる先生。
緩急を加えることによって作品が
生き生きとしてみえます。
最後にサプライズで受講生の皆さんから
小島先生への感謝とエールがおくられました。
小島ゆかり先生の講座を受けた方々からは
毎回楽しくてわかりやすい!とのお声を
いただきました。
受講者のみなさまお疲れ様でした。
来年度もお申込みをお待ちしています。
ゆ
2023年8月15日 11時30分
ラベル : 講座
6月20.21日
短歌実作講座の第二回目を行いました。
現代短歌の鑑賞では
鈴木加成太さんの『うすがみの銀河』が取り上げられました。
漢字とひらがなの配分、オノマトペの使い方など参考になるお話を
きくことができました。
受講生の方の歌で題材となったポスターが紹介される場面も。
先生と受講生の皆さんのユーモアあるやり取りで
教室はいつも和やかな雰囲気に。
ニュースなど映像で見たものを
題材に歌ってもよいかという質問には
メッセージの端っこにあるものを
見落とさないように
とのアドバイスがありました。
どんどんチャレンジして失敗しながらも
かっこいい歌を!!との励ましをいただきました。
ゆ
2023年8月15日 11時15分
ラベル : 講座
今年は5年ぶりに
短歌実作講座が
5月30、31日から始まりました。
(1班・2班に分かれての全3回の講座です)
講師は歌人の小島ゆかり先生です。
久々の開催でしたが
小島先生による直接の添削指導ということで
市内外からたくさんの受講生の皆さんに
お集まりいただきました。
はじめは現代短歌を鑑賞します。
武藤義哉さんの『春の幾何学』が取り上げられました。
受講生作品の添削では
お一人ずつご自分の作品を声に出して
読み上げた後、
先生からの解説やアドバイスをいただきます。
小島先生の文法解説を聞きもらさないようにペンが走ります
家族や友人との日常を扱った作品から、
旅先での情景を歌ったもの、
野球で大活躍の大谷翔平選手を取り上げたもの
など、テーマはさまざま。
皆さん、他の方が作った作品を興味深く
うなずきながら、
熱心に聞き入っていました。
ゆ