詩歌の森日記
2023年8月18日 15時56分
ラベル : 講座
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7/16(日)、7/23(日)、7/30(日)、8/6(日)に
俳句入門講座が開催されました。
講師は、『樹氷』主宰で岩手県俳人協会会長、
NHK文化センターの講師などもされている
白濱一羊先生です。
第1回は
先生の用意してくださった資料と解説を聞きながら
俳句の基本的な型を教えていただきました。
「や」「かな」「けり」など
俳句に深みを持たせる
『切れ字』も学びました。
みなさん真剣にメモをとっていらっしゃいました( ..)φ
◆◆◆◆◆
第2回は
受講生のみなさんが宿題で提出されていた句で句会を行いました。
好きな句を順番に発表し、集計します。
今回もっとも点を集めた句をご紹介!
・紅蓮や世情は知らず凜とあり
「俳句を作られた方と読み手の感性が重なるか」というお話も
興味深かったです。
世代によって解釈の変わる句もあり
受講生のみなさんも積極的に質問される場面が多くありました。
◆◆◆◆◆
第3回は
事前に先生が指定された型にそって作られた俳句で句会を行いました。
季語を調べる際
歳時記以外の辞書も引いてみると良いとのアドバイスも…
受講生のみなさん同士で教え合われたり
休憩時間に積極的に先生に質問される姿も印象的でした(*^^*)
◆◆◆◆◆
第4回(最終日)は
吟行&句会を行いました!
雑草園や詩歌の森の中を歩きながら
受講生のみなさん、思い思いの場所で俳句を作られていました。
詩歌の森内には、ちょっとした涼しいスポット
『滝』もありますので、是非訪れた際は
探してみてください(^^♪
吟行が終われば、お待ちかね!!
句会が始まります。
お一人お一人真剣に先生のお話に耳を傾け、
時に受講生のみなさん同士で和やかに
感想を述べ合っていらっしゃいました。
最後は、講座で作った句を短冊へ揮毫します。
短冊作品がズラリ…とっても素敵です(≧▽≦)
作品は8月16日(水)から
階段横のサンチョクコーナーにて展示しております。
是非ご覧下さい!!
白濱先生、受講生のみなさん、
本当にありがとうございました(^-^)
来年のご参加もお待ちしております!
OKP
2023年8月15日 11時45分
ラベル : 講座
7月25.26日
短歌実作講座の第3回目をおこないました。
現代短歌鑑賞では
前田康子さんの『おかえり、いってらっしゃい』
が取り上げられました。
添削では、毎回リズムを大事にしたアドバイス
をくださる先生。
緩急を加えることによって作品が
生き生きとしてみえます。
最後にサプライズで受講生の皆さんから
小島先生への感謝とエールがおくられました。
小島ゆかり先生の講座を受けた方々からは
毎回楽しくてわかりやすい!とのお声を
いただきました。
受講者のみなさまお疲れ様でした。
来年度もお申込みをお待ちしています。
ゆ
2023年8月15日 11時30分
ラベル : 講座
6月20.21日
短歌実作講座の第二回目を行いました。
現代短歌の鑑賞では
鈴木加成太さんの『うすがみの銀河』が取り上げられました。
漢字とひらがなの配分、オノマトペの使い方など参考になるお話を
きくことができました。
受講生の方の歌で題材となったポスターが紹介される場面も。
先生と受講生の皆さんのユーモアあるやり取りで
教室はいつも和やかな雰囲気に。
ニュースなど映像で見たものを
題材に歌ってもよいかという質問には
メッセージの端っこにあるものを
見落とさないように
とのアドバイスがありました。
どんどんチャレンジして失敗しながらも
かっこいい歌を!!との励ましをいただきました。
ゆ
2023年8月15日 11時15分
ラベル : 講座
今年は5年ぶりに
短歌実作講座が
5月30、31日から始まりました。
(1班・2班に分かれての全3回の講座です)
講師は歌人の小島ゆかり先生です。
久々の開催でしたが
小島先生による直接の添削指導ということで
市内外からたくさんの受講生の皆さんに
お集まりいただきました。
はじめは現代短歌を鑑賞します。
武藤義哉さんの『春の幾何学』が取り上げられました。
受講生作品の添削では
お一人ずつご自分の作品を声に出して
読み上げた後、
先生からの解説やアドバイスをいただきます。
小島先生の文法解説を聞きもらさないようにペンが走ります
家族や友人との日常を扱った作品から、
旅先での情景を歌ったもの、
野球で大活躍の大谷翔平選手を取り上げたもの
など、テーマはさまざま。
皆さん、他の方が作った作品を興味深く
うなずきながら、
熱心に聞き入っていました。
ゆ
2023年8月15日 11時00分
ラベル : 講座
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5/10(水)に始まった古典文学講座万葉集
講師は岩手県立大学名誉教授の佐々木民夫先生
です。
6月に入り、後半3回の講座が開かれました。
第4回(6/7)では大宰府時代の趣のある書簡や
酔い泣きすることを楽しみとしていたことが
わかる讃酒歌が取り上げられました。
登場人物たちの記載はどこから?との
質問が出たところ、人間関係や時代状況が
書かれているのが、他の和歌集にない万葉集の
面白さでもあるとのことでした。
第5回(6/14)では旅人の亡き妻への挽歌が
取り上げられました。
旅人は妻・大伴郎女がなくなった後、およそ三年
にわたりその悲しさを歌い続けました。
帰りたかった都の家に妻はもう居らず、旅人に
とって物悲しい帰郷となったことでしょう。
第6回(6/21)ではこれまでの振り返りとともに、
佐々木先生が壇上から降りて
受講生の皆さんとお話しする時間がありました。
講座の中でも特に亡妻挽歌に心を動かされたとの
感想も受講生の方から寄せられました。
いつの時代も大切な人を想う歌は心に響くもの
ですね。
来年もまたどんな万葉集のお話がきけるのか
楽しみです。
ゆ