今年も6月2日(日)と9日(日)の2週にわたって
こどもの俳句教室が開催されました。
片方みち子さん、髙橋美恵さんと一緒に、
クイズや季語探しをとおして、
俳句を楽しみながら作ります。
今回は18名のこどもたちが参加してくれました。
第1回目の6月2日は、まず俳句クイズにチャレンジ!
クイズの答え(季語)を見つけに、
雑草園と詩歌の森公園へ探検スタート!
この植物はなんていうの?
夏の季語になるのかな?
質問がとびかいます。
山口青邨さんのお宅と庭を探検!
詩歌の森公園には季語がたくさん!
見つけた季語は「柘榴(ざくろ)の花」「青梅」「睡蓮」
「山法師(やまぼうし)」「籐椅子(とういす)」など…
クイズの答え合わせのあとは、見つけた季語で俳句を作りました。
作った俳句を短冊に書き、投句箱へ投句した後、
名前を伏せて清記した俳句の一覧が、こどもたちに配られました。
一覧の中から、自分の好きな俳句を2句ずつ選びました。
次から次へと作品が投句箱の中へ・・
こどもたちの俳句をつくるスピードに
いつも驚かされます。
第2回目の6月9日は、前回の振り返りからスタート!
前回作った俳句に、片方さんと美恵さんが
コメントしてくださった後、
外へ季語探しに向かいました。
同じ場所でも、2週間も経つと
植物の様子や見つけられる季語が変わってきます。
季語探しをとおして、少しずつ変わっていく季節を
こどもたちは感じとっていました。
いま目の前にある植物も季語として俳句にできるよ!と先生。
ハチの巣を発見!この辺を飛んでいるのはどんなハチかな?
紫蘭(しらん)が咲いていました!この花は夏の季語です。
和室に戻った後は、俳句作りに再挑戦!
今回は作った俳句を、筆ペンで短冊に揮毫(きごう)しました。
筆ペンで短冊に丁寧に書いていきます。
今年もコロナ感染対策を行いながらの
開催となりましたが、
クイズから始まり、公園での季語探し、俳句作りと揮毫も、
子どもたちは楽しみながら取り組んでいました。
より俳句を身近に感じることができたのでは
ないでしょうか。
作品は、館内に展示中です。
是非、ご覧ください。
ゆ