詩歌の森日記

第20回俳句まつり

2023年11月30日 12時00分
ラベル : イベント

11月11日(土)に、

第20回俳句まつりの表彰式を開催しました。

 

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今年の応募数は、3,270句。

北上市内外含め26校から作品が寄せられました。

選考は、俳人の照井翠2.jpg先生です

各部門の特選句をご紹介します。

 

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〈 小学校 低・中学年の部〉

ままとうみたのしかったなすなまみれ

北上市立黒沢尻東小学校1年 鎌田真柊鈴さん

 

〈小学校 高学年の部〉

一人から一気に始まる雪合戦

北上市立江釣子小学校6年 平賀夕結さん

 

 〈中学校の部〉

めぐりあい輝きを増す天の川

北上市立南中学校3年 栗山麗美さん

 

 〈高校の部〉

黒光る夏を耐え抜き戦士の背

岩手県立黒沢尻工業高校1年 中村哲平さん

 

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小原学局長が、

出席された入選者一人一人に

賞状を授与しました。

おめでとうございます!!

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花巻の中学校からかけつけてくれた皆さんも!

 

高校生の部では試験期間と重なるなどして

受賞者の参加がかないませんでした。

そのような中、学校を代表して

ご参加くださった先生もいらっしゃいました。

お忙しいところをありがとうございます。

 

 

表彰式の後には、

「俳句であそぼ!」を開催しました。

 

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季語などを用いた二択の俳句クイズに挑戦!

答えはどっちかな?

 

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クイズの後は、季語探しをしに詩歌の森公園へ。

 

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照井先生がたくさん季語のヒントをくださいました!

 

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和室に戻ってきたら、おのおの俳句作りに取り組みます。

 

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つくった俳句を短冊に書いていきます。

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第20回俳句まつりにご参加いただいた皆さん、

本当にありがとうございました。

 

「俳句であそぼ!」でつくった作品は

1階エレベーター手前サンチョクコーナーに展示しています。

来年もたくさんのご応募をお待ちしております!

 

 

北上市 高校生俳句バトル!2023②

2023年10月30日 09時03分
ラベル : イベント

午後からは、

講堂に場所を移して俳句バトルを行いました。

俳句甲子園にならった形式で

学校ごとの対抗戦です!

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初戦は黒北対専北Aチームでした。

 

各チームの代表者がそれぞれ俳句を読み上げ、

それに対して質疑応答を3分。

1試合につき先鋒、中堅、大将の3句勝負です。

対戦ごとに選者の先生方が判定し、

旗の色の数で勝敗が決まります。

 

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昨年同様、

選者は写真左側から順に、

神野紗希先生

高野ムツオ館長

山下正彦先生(北上市芸術文化協会会長)

です。

 

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回を重ねるごとに

どんどん積極的な意見や感想が!

 

試合結果、各選者の特選は以下のとおりです。

 

〈優勝〉

専修大学北上高校Aチーム

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〈神野紗希選 特選〉

日車や大地震(おおない)の地に輝いて 

菅原麻菜香さん(黒沢尻北高校1年)

〈山下正彦選 特選〉

青い春知らない私の赤い糸 

嶋野未来さん(専修大学北上高校2年)

〈高野ムツオ選 特選〉

狼がヒラヒラと飲む川の水

髙橋翔さん(北上翔南高校1年)

 

おめでとうございます!!\(^o^)/

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俳句をつくるところから始まり、

作品にのせて、自分の思いを表現する。

最後には参加したみなさんの顔が

自信に満ち溢れていたのが

印象に残りました。

「とてもいい経験をした」

「これからも俳句に触れていきたい」

そんな感想も聞かれました。

 

参加してくださった高校生の皆さん、

選者の先生方、

ご協力いただきましたスタッフの皆さん、

本当にありがとうございました!

 

北上市 高校生俳句バトル!2023①

2023年10月30日 09時00分
ラベル : イベント

10月14日(土)に、

北上市 高校生俳句バトル!2023

開催されました。

北上市内から参加した10名の高校生が

ワークショップや俳句甲子園形式のバトルに

挑戦しました!

 

最初に午前の部として、

俳句の作り方を基礎から学ぶ

ワークショップが会議室で行われました。

講師は昨年同様、

午後からのバトルで選者も務めていただく

神野紗希先生(俳人)です。

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神野先生ご自身も高校時代俳句甲子園に参加され、

優勝のご経験が!!

 

今回は

黒沢尻北高校

北上翔南高校

専修大学北上高校

3校から参加がありました!

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皆さん最初は緊張気味…(^^;)

 

まずは俳句の基本を学びます。

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俳句は世界最短詩です。

外国でも「Haiku」で通じます。と、先生。

 

講義の後はいよいよ俳句を作ります!

俳句は一つ核をきめて

そこから育てていくと

作りやすいと先生はおっしゃっていました。

とはいえなかなか難しい~(+_+)

 

そこで神野先生が用意してくださった

『俳句メーカー』

が登場します!

季語札(五)自由札(七)自由札(五)

3枚のカードを組み合わせることにより

俳句が作れるカードです。

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カードを見ながら真剣そのもの…。

 

みなさん仲間たちと意見交換しながら

ワイワイ楽しそうに

作品を作っていました。

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神野先生やスタッフの方々に

アドバイスをいただきます。

 

作った作品は

午後からのバトルで発表します。

ほとんどの人が

俳句を作った経験がない

とのことでしたが、

さてどんな作品が生まれたのでしょうか…?

楽しみです!

 

詩歌で工作に挑戦‼ 2023

2023年8月7日 13時29分
ラベル : イベント

📚お気に入りの本に似合うしおり付きブックカバーを作ろう📚

 

7月29日(土)に「詩歌で工作に挑戦‼」を開催しました🌞

 

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当日は最高気温35度の猛暑日🥵

水分をしっかり取って、工作がスタート!

 

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画用紙を選んで、本に合わせて折っていきます。

 

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おうちの人と一緒に挑戦!

 

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詩歌についてのお勉強も!

みなさん、真剣に聞いていました。

 

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その後は、短冊に筆ペンで俳句を書きました!

 

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ブックカバーを飾り付けていきます!

折り紙やシール、色鉛筆などを使って、

皆さん思い思いに飾り付けました!

 

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最後に、短冊を取り付ければ…

しおり付きブックカバーの完成☆彡

 

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皆さん、素敵なブックカバーを作っていました!!

ぜひまた文学館に遊びに来てくださいね😊

                                                                           A

第19回俳句まつり

2022年12月11日 09時51分
ラベル : イベント

 

11月5日(土)に、

第19回俳句まつりの表彰式を開催しました。

 

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今年の応募数は、4,154句。

北上市内・市外含め31校から作品が寄せられました。

選考は、俳人・絵本作家の小林輝子先生です。

各部門の特選句をご紹介します。

 

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〈 小学校 低・中学年の部〉

こうえんでかぶとつかまえかぞくになる

北上市立黒沢尻東小学校3年 添田陽斗さん

 

〈小学校 高学年の部〉

田植えして土にのまれるぼくの足

北上市立笠松小学校5年 菊池奏佑さん

 

 〈中学校の部〉

ホルストの「木星」が好き冬至粥

西和賀町立湯田中学校2年 小向十硯さん

 

 〈高校の部〉

我と蛇交わる視線時止まる

岩手県立黒沢尻北高校2年 及川崇浩さん

 

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出席された入選者一人一人に、

高野ムツオ館長から、

賞状が授与されました。

おめでとうございます!

 

 

表彰式の後には、

「俳句であそぼ!」を開催しました。

 

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小林輝子先生の解説を交えながら、

俳句クイズに挑戦!

 

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クイズの後には、参加者の皆さんから

俳句の歴史や季語について

質問がありました。

一つ一つの質問に、

輝子先生が丁寧に答えてくださいました。

 

 

第19回俳句まつりにご参加いただいた皆さん、

本当にありがとうございました。

来年もたくさんのご応募をお待ちしております!

 

 

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日本現代詩歌文学館の公式ブログです。学芸係が、当館の日常や詩歌の森公園の四季を紹介します。

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