詩歌の森日記
2022年11月24日 13時37分
ラベル : 講座
10月2日(日)と16日(日)の全2回で
こどもの俳句教室が開催されました。
講師の小林輝子先生、
そして門屋允子さん、片方典子さん、髙橋美恵さんと一緒に、
クイズや季語探しをとおして俳句を作りました。
輝子先生、門屋さん、片方さん、美恵さん、
よろしくお願いします!
第1回目の10月2日の様子です。
まずは俳句クイズにチャレンジしました!
答え(季語)を見つけに雑草園へ!
ざくろの実を発見!秋の季語です!
お家の中でも探しました!
雑草園から帰ってきた後は、見つけた季語で俳句作り!
最後にみんなが作った中から、
お気に入りの俳句を選びました!
第2回目の10月16日の様子です。
さっそく雑草園で季語探し!
空を見上げると…
鰯雲(いわしぐも)が浮かんでいました!
こちらも秋の季語です!
2週間前と同じ場所でも、秋が深まって、
見つけられる季語が変わってきていました。
戻った後は、俳句作りに再挑戦!
今回は作った俳句を、筆ペンで短冊に
揮毫(きごう)しました!
普段はあまり使わない筆ペン。
皆さん集中していました…!
力作ぞろいです!!作品は後日、館内に展示予定です!
皆さん、楽しそうに季語探しや俳句作りに挑戦していました!
参加者の皆さん、
輝子先生、門屋さん、片方さん、美恵さん、
ありがとうございました!
A
2022年11月16日 14時47分
ラベル : 講座
令和4年度 俳句実作講座(1班、2班)が開催されました。
講師は、高野ムツオ館長です。
◇◇第1回 8/25(木)、8/26(金)開催◇◇
はじめに、第1回目の題となっている「葡萄」「七夕」の季語を
取り入れている有名な俳人の作品を鑑賞していきます。
「七夕」には「雨」がつきもので、雨の句が多いことや
季語の意味についても詳しく教えて下さいました。
他にも、類想、類句について、気を付けた方がよいとのことで、
エピソードを交えてお話して下さいました。
次に受講生の皆さんの添削指導です。
作品を見ながら、更に良くなるにはどうしたらよいのか
丁寧に指導をされる館長。
「青葡萄」「青柿」など、果物に「青」つける場合の注意点や
難しさについても教えて下さいました。
(食べられるものと、食べられないものがあるため)
受講者から季語についての質問などもあり、
皆さん熱心に受講されていました。
◇◇第2回 9/15(木)、9/16(金)開催◇◇
題は「花野」または「月」で一句、自由題で一句、です。
有名な俳人の作品の中から、「花野」「月」の季語を
取り入れている作品を紹介しながら、
季語の意味、作者の思いや情景なども詳しく教えてくださいました。
添削指導では、言葉の選び方や語句の入れ替えについて具体的に
説明してくださいました。
(例)
月の出や(上五)→ 宵闇やとした場合、
月が出る前の闇となる。(一つの方法)
並ぶ屋根(下五)→ 屋根並びと入れ替えることで、
印象がやわらかくなる。
◇◇第3回 10/27(木)、10/28(金)開催◇◇
題は「小鳥来る」または「露」で一句、自由題で一句、です。
「小鳥来る」という季語は、基本、朝や鳴き声であること、
対比として「色鳥」という季語があることも教えてくださいました。
館長は、季重なりの質問に対して
・名句にも沢山ある。ケースバイケースで
必ずしも駄目という事ではないですが、注意はした方がよい。
・俳句を習っている時などは、避けた方がいいですね。
などなど、いくつかの具体例を参考に分かりやすく
説明してくださいました。
良い俳句が多くなっていて、とても楽しく鑑賞できる。
是非、「鬼剣舞」「鹿踊」などの、ご当地季語を使って俳句をつくり、
大事に語り継ぎたいですね。とおっしゃっていました。
高野館長、受講生の皆様、
大変ありがとうございました。
次回も是非ご参加お待ちしております(*^^*)
so/i
2022年10月2日 16時13分
ラベル : 講座
7月から8月にかけて、
短歌入門講座が開催されました。
講師は、高校の教員で、
歌誌『塔』の選者も務めていらっしゃる
梶原さい子先生(宮城県気仙沼市出身)です。
梶原先生の講座も、今年で7年目を迎えました!
鑑賞や実作をとおして、短歌を基礎から学ぶ講座です。
第1回目(7/9)では、短歌の基本的な決まりごとを学んでから、
「付け句」や「題詠」に挑戦しました!
エクササイズとして穴埋め問題!
紙で隠された箇所には、どんなことばが入るのか…
正解は…「海」でした!
まず「付け句」に挑戦!
お題の上3句に、下2句を自分で作って、
1首の短歌を完成させました。
次は「題詠」!
「水」をお題に短歌を作りました!
辞書を引いて作っている方も…!
最後は受講生同士でグループを作り、それぞれの短歌の感想を話し合いました!
第2回目(7/23)では、「物に語らせる」ことを意識した
短歌作りに挑戦しました!
最初に、壁に貼られた短歌に、感想を付箋に書いて貼り付けました。
実はこの短歌はすべて、受講生の皆さんが事前に提出したもの。
今回のお題は「手」でした。「手のひら」や「手土産」、「千手観音」etc...
同じ1字が入っていても、作る人によって、様々な短歌が生まれました。
「物に語らせる」作り方について、野球の短歌を例に学びました。
早速挑戦します!
自分の言いたいことを「物」に託して、短歌を作る…
むずかしーーい!!
作り終えたら、第1回目の時と同じように、
それぞれの短歌の感想を、受講生同士で話し合いました。
第3回目(8/6)では、「変わり歌合わせ」に挑戦!
まず4つの字をお題として、班ごとに計4首の短歌を作りました。
今年は「大」「谷」「翔」「平」⚾!!
お題の文字ごとに、各班の短歌を発表!
発表者は、短歌の作者とは別の人が務めます。
良いと思うところをたくさん褒めました!
受講生の皆さんが真剣に短歌を作る姿や、
受講生同士で、それぞれが作った短歌について
積極的に感想を話し合う姿が印象に残りました。
梶原先生、受講生の皆さん、ありがとうございました!
A
2022年9月20日 15時22分
ラベル : その他
8月24日、25日の2日間、北上翔南高校の生徒が
インターンシップに来てくれました。
3年前に高校生インターンシップを紹介した
ブログを読んで、
「自分も原稿入力や校正作業をやってみたい」と。
手書き原稿は読みにくい字も多く
多少慣れた職員でも難儀しますが、
辞書を引き、きちんと文脈を捉え打ち込んでいました!
ちょうど高野館長の俳句講座だったため、
受付の補助につづき、講座を受講。
学校の授業のようで楽しかったそうです(^^)
2日間、楽しく体験できたようです。
本が好きな様子も伝わってきましたよ。
これからもいろいろな経験を積んで、
やりたいことを見つけてください!
T2
2022年8月19日 14時45分
ラベル : 講座
8月9日(火)に、3年ぶりとなる
こどもの詩のワークショップ
「わくわくなことばたち」が
開催されました。
講師は埼玉大学の
新井高子(あらいたかこ)先生です。
詩やことばの魅力を
替え歌や詩作を通じて、
楽しみながら学びます。
今年は12名のこどもたちが
参加してくれました(≧▽≦)
はじめまして(⌒∇⌒)
自己紹介しながら、みんなの好きな動物をおしえてね!
先生と一緒に、擬音語・擬態語クイズをしたり
替え歌を作りました。
「いぬのおまわりさん」が
「きたかみのおまわりさん」に( ´艸`)
次は、好きな本を選んで詩の朗読会。
お友達の選んだ詩も素敵だな。。
先生による絵本の朗読も。
みんな熱心に聞き入っています。
4コマの絵に自分で考えた詩やお話を書いて
みんなの前で発表しました👏パチパチパチ👏
午後は「おにのパンツ」の替え歌や、
マザーグースをもとにした連詩に挑戦!!
面白い作品が出来上がりました(`・ω・´)b
休憩時間を使ってアイスタイム🍧
ジャンケン大会で好きなアイスを選んだよ!
詩歌の森に出かけて自然の音をたくさん聞いたら
楽しかったことを振り返りながら詩を作ろう!!
最後に、自作の詩の発表会(^^♪
わくわくな言葉たちが散りばめられています☆彡
今日みんなが作ってくれた詩は、詩歌文学館の
サンチョクコーナーに
展示する予定です。
夏休み期間はクイズラリーも開催中なので
また遊びに来てくださいね!(^^)!
ゆ