詩歌の森日記

短歌実作講座 ①

2023年8月15日 11時15分
ラベル : 講座

今年は5年ぶりに

短歌実作講座が

5月30、31日から始まりました。

(1班・2班に分かれての全3回の講座です)

講師は歌人の小島ゆかり先生です。

DSC_0156.JPG

久々の開催でしたが

小島先生による直接の添削指導ということで

市内外からたくさんの受講生の皆さんに

お集まりいただきました。

DSC_0160.JPG

はじめは現代短歌を鑑賞します。

武藤義哉さんの『春の幾何学』が取り上げられました。

DSC_0159.JPG

受講生作品の添削では

お一人ずつご自分の作品を声に出して

読み上げた後、

先生からの解説やアドバイスをいただきます。

 DSC_0189.JPG

小島先生の文法解説を聞きもらさないようにペンが走ります

 

家族や友人との日常を扱った作品から、

旅先での情景を歌ったもの、

野球で大活躍の大谷翔平選手を取り上げたもの

など、テーマはさまざま。

皆さん、他の方が作った作品を興味深く

うなずきながら、

熱心に聞き入っていました。

 

                                                         ゆ

 

古典文学講座-大伴旅人の歌の世界②

2023年8月15日 11時00分
ラベル : 講座

令和5年度古典文学講座万葉集

5/10(水)に始まった古典文学講座

講師は岩手県立大学名誉教授の佐々木民夫先生

です。

 

DSC_0175.JPG

 

6月に入り、後半3回の講座が開かれました。

 

DSC_0170.JPG

 

第4回(6/7)では大宰府時代の趣のある書簡や

酔い泣きすることを楽しみとしていたことが

わかる讃酒歌が取り上げられました。

 

登場人物たちの記載はどこから?との

質問が出たところ、人間関係や時代状況が

書かれているのが、他の和歌集にない万葉集の

面白さでもあるとのことでした。

DSC_0157.JPG

 

第5回(6/14)では旅人の亡き妻への挽歌が

取り上げられました。

旅人は妻・大伴郎女がなくなった後、およそ三年

にわたりその悲しさを歌い続けました。

帰りたかった都の家に妻はもう居らず、旅人に

とって物悲しい帰郷となったことでしょう。

 

DSC_0184.JPG

 

第6回(6/21)ではこれまでの振り返りとともに、

佐々木先生が壇上から降りて

受講生の皆さんとお話しする時間がありました。

講座の中でも特に亡妻挽歌に心を動かされたとの

感想も受講生の方から寄せられました。

いつの時代も大切な人を想う歌は心に響くもの

ですね。

来年もまたどんな万葉集のお話がきけるのか

楽しみです。

 

 

古典文学講座-大伴旅人の歌の世界①

2023年8月15日 10時45分
ラベル : 講座

令和5年度古典文学講座万葉集

5/10(水)に始まった古典文学講座

岩手県立大学名誉教授の佐々木民夫先生が講師を務めている

毎年恒例の人気講座です。

 

DSC_0149.JPG

 

今年度のテーマは「大伴旅人の歌の世界」

歌人であり高級官吏でもあった大伴旅人は、

どんな歌を残したのでしょうか。

 

DSC_0152.JPG

 

第1回(5/10)では万葉集と大伴旅人の略歴が

取り上げられました。

万葉集は、それまで声に出しながら歌っていた

ものが、漢字による表記が始まったことで

イメージの広がりを持つようになったそうです。

旅人は天皇の先導役となる豪族の出身で、太宰府時代に度々宴会も主宰し

その中でいくつもの歌を詠んでいます。

 

DSC_0156.JPG

第2回(5/17)では、旅人の平城京から太宰府へ

赴任した時期の歌が取り上げられました。

大宰府時代の歌に出てくる「空し」(実体のない

もの)という言葉には、同行してきた妻が

病死したこともあり、切なさ・悲哀が表れている

と同時に、世の中に対する旅人の

思いも表れているそうです。

 

DSC_0177.JPG

 

第3回(5/24)では都・平城京への思いが

こめられた歌について取り上げられました。

「わが盛り またをちめやも ほとほとに 

奈良の都を 見ずかなりなむ」(第3巻・331番)

では、年老いたまま都を見ずに終わってしまうの

ではないかという寂しさを歌っています。

旅人はその後、都へ戻ることになりますが、後半

へと続きます。

                   ゆ

詩歌で工作に挑戦‼ 2023

2023年8月7日 13時29分
ラベル : イベント

📚お気に入りの本に似合うしおり付きブックカバーを作ろう📚

 

7月29日(土)に「詩歌で工作に挑戦‼」を開催しました🌞

 

DSC_0170.JPG

当日は最高気温35度の猛暑日🥵

水分をしっかり取って、工作がスタート!

 

DSC_0178.JPG

画用紙を選んで、本に合わせて折っていきます。

 

DSC_0188.JPG

おうちの人と一緒に挑戦!

 

DSC_0202_トリミング済.jpg

詩歌についてのお勉強も!

みなさん、真剣に聞いていました。

 

DSC_0204.JPG

その後は、短冊に筆ペンで俳句を書きました!

 

DSC_0220.JPG

ブックカバーを飾り付けていきます!

折り紙やシール、色鉛筆などを使って、

皆さん思い思いに飾り付けました!

 

DSC_0239.JPG

最後に、短冊を取り付ければ…

しおり付きブックカバーの完成☆彡

 

DSC_0235_加工済.jpgDSC_0229_加工済.jpgDSC_0216_加工済.jpgDSC_0248_加工済.jpgDSC_0259_加工済.jpg

皆さん、素敵なブックカバーを作っていました!!

ぜひまた文学館に遊びに来てくださいね😊

                                                                           A

俳句実作講座 3班 4班

2023年2月2日 11時39分
ラベル : 講座

DSC_0142.JPG

令和4年度 俳句実作講座(3班、4班)が開催されました。

講師は、高野ムツオ館長です。

 

◇第1回 11/17(木)、11/18(金)開催◇

題は「小春」または「時雨」で一句、自由題で一句です。

始めは、有名な俳人の作品の中から、

「小春」「時雨」の季語を取り入れている作品を紹介しながら、

季語の意味、作者の思いや情景なども詳しく教えてくださいました。

DSC_0152.JPG

次に受講生の皆さんへの添削指導です。

作品を見ながら、更に良くなるにはどうしたらよいのか

丁寧に指導をされる館長。

 

「寒空へ飛び立つ鳩の羽音かな」については、

少し寒そうなイメージがあるとのことで、

「寒天へ飛び立つ鳩の羽音かな」を例句として教えて下さいました。

「寒晴、雪天なども良いですね。季語の違いで映像が変わる。」

と仰っていました。

DSC_0151.JPG

略語の使用についての質問に対しては、

用語として通用しているなら良いとのことで、

具体例を参考に教えて下さいました。

(例)エアコン、パソコン、スマホ→○

 

◇第2回 12/15(木)、12/16(金)開催◇

題は「帰り花」または「年用意」で一句、自由題で一句、です。

季語の意味や基本、作る時のポイントなども教えて下さいました。

他には、藁は清浄で神聖なもので、様々なものに使われることから、

しめ縄の意味や由来などのお話もしてくださいました。

DSC_0130.JPG

 

添削指導では、

「帰り花日差しやさしき院の庭」については

「病院の庭の日差しや帰り花」を例句として

教えてくださいました。

DSC_0146.JPG

「年用意」の季語については、場面が見えにくいなど、

季語の難しさについても教えて下さいました。

 

DSC_0147.JPG

 

◇第3回 1/19(木)、1/20(金)開催◇

題は「白菜」または「寒の水」で一句、自由題で一句、です。

有名な俳人の作品を鑑賞しながら

「白菜」の歴史、「寒の水」の基本的な意味、

イメージなどの説明をしてくださいました。

「白菜」については、身近な野菜なので名句が沢山あるとのこと。

類句にならないよう工夫するなどのアドバイスもしてくださいました。

DSC_0209.JPG

 添削指導では、

・季語の力や、切れ字をいかす

・意識しながら言いたいところを省くと良い句になる(ひとつのポイント)

などなど、俳句のコツについても、詳しく教えてくださいました。

DSC_0215.JPG

最後に、受講生の質問に対して、

自分の句で、一番気に入っている句を

紹介してくださいました。

 

「夏の雨うるさくひびく夜の寺」

 

館長が、小学生の時に作った作品で

今でも、その時の情景がよみがえってくるそうです。

DSC_0216.JPG

高野館長、受講生の皆様、

大変ありがとうございました。

 

次回も是非ご参加お待ちしております(*^^*)

so/i

プロフィール

日本現代詩歌文学館

日本現代詩歌文学館の公式ブログです。学芸係が、当館の日常や詩歌の森公園の四季を紹介します。

> 日本現代詩歌文学館HPへ

このページの
先頭へ