詩歌の森日記
2023年10月30日 09時03分
ラベル : イベント
午後からは、
講堂に場所を移して俳句バトルを行いました。
俳句甲子園にならった形式で
学校ごとの対抗戦です!
初戦は黒北対専北Aチームでした。
各チームの代表者がそれぞれ俳句を読み上げ、
それに対して質疑応答を3分。
1試合につき先鋒、中堅、大将の3句勝負です。
対戦ごとに選者の先生方が判定し、
旗の色の数で勝敗が決まります。
昨年同様、
選者は写真左側から順に、
神野紗希先生
高野ムツオ館長
山下正彦先生(北上市芸術文化協会会長)
です。
回を重ねるごとに
どんどん積極的な意見や感想が!
試合結果、各選者の特選は以下のとおりです。
〈優勝〉
専修大学北上高校Aチーム
〈神野紗希選 特選〉
日車や大地震(おおない)の地に輝いて
菅原麻菜香さん(黒沢尻北高校1年)
〈山下正彦選 特選〉
青い春知らない私の赤い糸
嶋野未来さん(専修大学北上高校2年)
〈高野ムツオ選 特選〉
狼がヒラヒラと飲む川の水
髙橋翔さん(北上翔南高校1年)
おめでとうございます!!\(^o^)/
俳句をつくるところから始まり、
作品にのせて、自分の思いを表現する。
最後には参加したみなさんの顔が
自信に満ち溢れていたのが
印象に残りました。
「とてもいい経験をした」
「これからも俳句に触れていきたい」
そんな感想も聞かれました。
参加してくださった高校生の皆さん、
選者の先生方、
ご協力いただきましたスタッフの皆さん、
本当にありがとうございました!
ず
2023年10月30日 09時00分
ラベル : イベント
10月14日(土)に、
北上市 高校生俳句バトル!2023が
開催されました。
北上市内から参加した10名の高校生が
ワークショップや俳句甲子園形式のバトルに
挑戦しました!
最初に午前の部として、
俳句の作り方を基礎から学ぶ
ワークショップが会議室で行われました。
講師は昨年同様、
午後からのバトルで選者も務めていただく
神野紗希先生(俳人)です。
神野先生ご自身も高校時代俳句甲子園に参加され、
優勝のご経験が!!
今回は
黒沢尻北高校
北上翔南高校
専修大学北上高校
3校から参加がありました!
皆さん最初は緊張気味…(^^;)
まずは俳句の基本を学びます。
俳句は世界最短詩です。
外国でも「Haiku」で通じます。と、先生。
講義の後はいよいよ俳句を作ります!
俳句は一つ核をきめて
そこから育てていくと
作りやすいと先生はおっしゃっていました。
とはいえなかなか難しい~(+_+)
そこで神野先生が用意してくださった
『俳句メーカー』
が登場します!
季語札(五)自由札(七)自由札(五)の
3枚のカードを組み合わせることにより
俳句が作れるカードです。
カードを見ながら真剣そのもの…。
みなさん仲間たちと意見交換しながら
ワイワイ楽しそうに
作品を作っていました。
神野先生やスタッフの方々に
アドバイスをいただきます。
作った作品は
午後からのバトルで発表します。
ほとんどの人が
俳句を作った経験がない
とのことでしたが、
さてどんな作品が生まれたのでしょうか…?
楽しみです!
ず
2023年10月27日 17時09分
ラベル : 講座
Twitter連携
10月8日(日)と15日(日)の全2回で
こどもの俳句教室(秋の部)が開催されました。
夏の部に参加してくれたメンバーに新たなメンバーも加わり
みんなのやる気も上がります!
クイズや季語探しなどを行いながら
片方みち子さん、髙橋美恵さんと共に
俳句に慣れ親しんでいきます。
【第1回目(10月8日)の様子】
簡単な自己紹介の後
片方さんと美恵さんから
今日のスケジュールなどを聞きます。
みんなわくわくそわそわ♪
さっそく外へ季語を探しに出発!!
まずは俳句クイズにチャレンジです!
答え(季語)を見つけに雑草園に向かいましょう。
歩いていくと「がまずみの実」がなっていました!
秋の季語を発見です!
雑草園に到着したら、みんなで探索開始!
おや?どうやらお庭の奥で
青邨さんの句碑を見つけたようです。
俳句クイズの問題を解いていきましょう♪
山口青邨宅にもクイズの答えが!!
雑草園と山口青邨宅を探索した後は
詩歌の森の中にも季語を探しに行きましょう!
俳句を作るヒントになりそうです。
詩歌文学館に帰ってきたら
クイズの答え合わせをして
俳句作りに取りかかりましょう♪
「もっと俳句を作りたい!」とみんな笑顔。
最後にみんなが作った俳句の中から
お気に入りの句を発表し合いました!
【第2回目(10月15日)の様子】
第2回もご挨拶からスタート!
雑草園へ季語探しに出発です!
15日のお天気は雨☂
思い思いの傘をさして
季語を探しながら俳句を考えます(^^♪
山口青邨宅で片方さんが教えて下さった
青邨さんのお話に
みんな興味しんしん!
青邨さんが実際に使われていた机で
聞いたお話や俳句をメモメモ( ..)φ
どんどん素敵な俳句が生まれそうです!
戻った後は、俳句作りに再挑戦!!
俳句の基本的なルールは「五・七・五」の
17音(おん)で句をつくること!
指を使って確認する子も。
作った句を練習用短冊に書いて
投句箱へイン!
俳句が出そろったらスタッフが句会の準備へ!
待っている時間に俳句かるたをして盛り上がっていました♪
準備が整ったら
いよいよ句会が始まります!
お気に入りの句を選んで
どこが良かったかもみんなの前で発表しました(*'▽')
最後に自分で作った一番のお気に入りの句を
筆ペンで短冊に揮毫(きごう)します!!
今回も素晴らしい俳句作品がそろいましたね☆ミ
作品は後日
館内1階のサンチョクコーナーにて展示予定です!
どちらもエネルギッシュな会になりました!!
参加者の皆さん、
片方さん、美恵さん、
本当にありがとうございました!
OKP
2023年9月8日 10時18分
ラベル : 講座
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令和5年度俳句実作講座【添削篇】が開催されました。
講師は、高野ムツオ館長です。
◇第1回 5/18(木)、19(金)開催◇
題は「葉桜」または「薫風」で一句、
自由題で一句です。
始めは、「葉桜」「薫風」が取り入れられている俳句を鑑賞しました。
それぞれの季語だけでなく、
ほかの「植物」や「風」に関連する季語に話を広げて、
意味や使い方を詳しく教えてくださいました。
次に、受講生の皆さんへの添削指導です。
館長から丁寧な指導が入りました。
受講生の皆さんも、真剣に聞き入っていました。
◇第2回 6/15(木)、16(金)開催◇
題は「青田」または「夏燕」で一句、
自由題で一句です。
田に関連する季語として、「青田」のほかに、
「植田」「春田」「稲田」などが挙げられました。
そして、これらの季語を使い分けるためには、
「いつから」といった科学的日数で考えるのではなく、
目で見た時の印象が大切であると、解説がありました。
添削指導では受講生の、
〈待ち人の来るや駅舎に夏燕〉
という一句について、
・「待ち人/燕が駅舎に来た」という、情景の取り合わせが上手い
・切れ字の「や」で、待っていた相手が来たことへの感動が表現できている
などの解説がありました。
そして「駅に着いた」ことが分かりやすくなるよう、
例句として、
〈待ち人の駅に着きたり夏燕〉を挙げてくださいました。
◇第3回 7/20(木)、21(金)開催◇
題は「噴水」または「胡瓜」で一句、
自由題で一句です。
「噴水」「胡瓜」の俳句を鑑賞しながら、
季語の歴史や、俳句に込められた思いなども、
詳しく教えてくださいました。
最後に、受講生の方から、
「語彙力を増やすために、先生が心がけていることはどんなことでしょうか?」
と質問がありました。
館長は、
「できるだけ、詩・短歌・俳句を読む」
「分からない言葉があれば、必ず調べる」
といったことを挙げられました。
「その土地や身近の伝統的な言葉を吸収することで、日常の言葉の気付きに繋がる」
とのことです。
高野館長、受講生の皆様、
ありがとうございました。
次回もぜひご参加ください!
A
2023年8月22日 12時00分
ラベル : 講座
Twitter連携
8月9日(水)10日(木)に、
こどもの詩のワークショップが
開催されました。
講師は盛岡市在住の詩人で
国語科の教員として
県内各地の中学校に勤められた
菊池唯子(きくちゆいこ)先生です。
詩やことばの魅力を
替え歌や詩作を通じて、
楽しみながら学びます。
今年は6名のこどもたちが
参加してくれました!(^^)!
まずは、「あいうえお」を使って
ウォーミングアップをしたら
自己紹介タイム!
みんな大きな声が出せていたよ。
まど・みちおさんや草野心平さんの
詩を読んでいくと
ひとつの音の言葉でもいろいろな読み取り方が
あることがわかって面白い!
「おとうさんの木」という作品から
どんなことがわかるか、
みんなで詩に書き込んでみたり、
「あさがお」という作品では、
「わたし」と「あさがお」がお話しする中で
いつの朝顔に問いかけているのか、
みんなで相談して答えを導き出しました👍
休憩をはさんだら、みんな大好き外遊び!
詩歌の森へお散歩に出かけます。
今年の夏はセミがたくさん!
木に止まっているセミ、脱皮中のセミ、
とんでいるセミ。
公園を整備してくれているおじさんに
セミの穴のありかも教えてもらったよ。
1日目は、お部屋に戻ってきたら
「ドレミの歌」の替え歌「アイウ編」を
みんなで協力して作りました。
いよいよ詩を作って発表タイム(*^▽^*)
自分の作った詩にそえてクレヨンや色鉛筆で絵を描いていきます。
2日目はまん中に書きたいテーマ「詩のたね」を
決めて、矢印の先に「どんな」「いつの」
「何みたい」など
思いついた言葉を入れていきます。
誰かのすきなところ3つ、きらいなところ3つを
書き出して、最後に「きらい」から「すき」に
ひっくり返します。
100%のすき、100%のきらいはなくて、
きらいの中にすきを発見するのが楽しいね、と先生。
大切な家族への思いを詩の中で表現できたね(*^^)v
最初は少し緊張気味だった子どもたちも
先生のワークショップに参加するうちに
いつのまにかたくさんの言葉が
出てくるようになりました(*^▽^*)
みんなが作ってくれた詩は、詩歌文学館の
サンチョクコーナーに
展示する予定です。
8月中はクイズラリーも開催中なので
また遊びに来てくださいね!
来年もまたのご参加お待ちしております✧♡
ゆ