詩歌の森日記
2021年2月24日 11時00分
ラベル : 講座
2/18(木)、2/19(金)
俳句実作講座 3班、4班、第2回目が行われました。
先日の地震や、大雪の影響により大変な中でしたが、
沢山の方々が参加してくださいました。
外は晴れていて景色が良い中、受講生のみなさんと
雑談を交えながら講座が始まります。
はじめは、第2回目の題となっている
「寒雀」と「水仙」の季語について
解説をしてくださいました。
館長は、いくつか有名な俳人の俳句鑑賞を進める中、
寒雀の生態や、数が減っている理由、
水仙と深く関りがあるギリシャ神話とナルキッソスについてなど、
沢山の貴重なお話をしてくださいました。
次は受講者の添削指導です。
更に良くなるにはどうしたらよいのか丁寧に指導される館長。
館長は、「俳句は一瞬をとらえること、
様々な場面から一つを切り取って一句をつくることが
大事なことですね。」と仰っていました。
後半は受講者の方々からの質問にも答えてくださいました。
次回は3/18(木)、3/19(金)最終日です。
お気をつけてお越しください(^^)
so/i
2021年1月26日 10時54分
ラベル : 講座
1/14(木)、1/15(金)
俳句実作講座 3班、4班、第1回目が行われました。
第1回目の題は
「餅花(または繭玉)」もしくは「雪催」で一句。
自由題で一句です。
有名な俳人の中から、餅花や、雪催を題材にしている
俳句をいくつか鑑賞します。
館長は、他にも羽子板の意味や、なまはげの名称など
さまざまなお正月の行事について
貴重なお話もしてくださいました。
ひとりひとり丁寧な添削指導をされる館長…
受講生の皆さんも、ご自身の句と向き合い、
楽しみながら受講されていました。
後半は、季語について沢山の質問がありました。
館長は、俳句での季語は歳時記にのっているもの。
意味が限定されるので、季語の意味を大事にしたほうがよいですね。
色々考え工夫し、悩み、楽しみながら
作ってくださいと仰っていました。
他にも、受講生の皆さんが句を作りながら
疑問に思っていることについても直接お話をされていて、
とても内容の深い第1回目となりました。
次回は、2/18(木)、2/19(金)です。
お気をつけてお越しください(^^ゞ
so/i
2020年12月23日 14時37分
ラベル : 講座
12/17(木)、12/18(金)
俳句実作講座1班、2班 第3回目が行われました。
前回とは変わって雪も多く、外は綺麗な雪景色です。
最終日となる第3回目の題は、
「冬日和(冬晴)」もしくは「綿虫」で一句。
自由題で一句です。
有名な俳人の中から作品をいくつか鑑賞します。
館長は、綿虫の生態から
俳句の難しさなど、様々なお話をしてくださいました。
丁寧に添削指導を進める中、
屋根から雪が滑り落ちることもありました。
「しずり雪 」といって、冬の季語になるそうです。
館長は、「これで10句くらいつくれそうですね」と
仰っていました(^^)
天候により欠席者が多かったため、
沢山の質問に答えてくださり、
最終日も内容の深い講座となりました。
道路状況も大変な中、
沢山の方にご参加頂き大変ありがとうございました。
次回もご参加お待ちしております。
so/i
2020年11月27日 13時46分
ラベル : 講座
11/19(木)、11/20(金)
俳句実作講座 1班、2班 第2回目が行われました。
第2回目の題は、
「茸」もしくは「冬支度」 で一句。
自由題で一句。です。
有名な俳人の中から、「茸」、「冬支度」を
取り入れている作品をいくつか鑑賞します。
句の魅力や、館長の松茸エピソードなどのお話もしていただき、
皆さん楽しみながら聴講されていました。
次に、受講生の皆さんの添削指導です。
受講生の皆さんには事前に作品を提出していただいております。
丁寧に添削指導をされる館長。。。
ご自身の作品と向き合いながら、聴講されるみなさん…
受講生の皆さんからの深い質問内容も聞くことができ、
色々な部分から学ぶことができました。
次回は、12/17(木)、12/18(金)の最終日です。
寒い日が続いております。
みなさんお気をつけてお過ごしください。(^^)
so/i
2020年11月23日 11時24分
ラベル : イベント
11月14日(土)に、
第17回俳句まつりの表彰式を開催しました。
今年の応募数は、5,375句。
俳人・絵本作家の小林輝子先生が、
すべての句に目を通し、ご選考くださいました。
各部門の特選句をご紹介します。
〈 小学校 低中学年の部〉
入らない成長わかるころもがえ
北上市立立花小学校4年 阿部光希さん
〈小学校 高学年の部〉
春驟雨白髪抜いてと母の声
西和賀町立湯田小学校6年 小向十硯さん
〈中学校の部〉
決勝後涙でにじむ夏の空
北上市立江釣子中学校3年 髙橋結々さん
〈高校の部〉
水田に映る白壁積乱雲
岩手県立黒沢尻工業高校3年 熊谷孟流さん
一言ずつ俳句の感想を添えながら、
高野ムツオ館長が賞状の授与を行いました。
◇
表彰式後には、
「俳句であそぼ!」も行いました。
二択の俳句クイズや…
俳句パズルも!
とてもよいお天気だったこの日。
初冬の詩歌の森公園で季語を探し、
俳句作りにも挑戦しました。
こどもたちが書いてくれた短冊は、
後日、文学館1階の「サンチョクコーナー」に展示します!
◇
今年の表彰式は、
マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保など、
コロナ対策にご協力をいただきながらの開催となりました。
第17回俳句まつりにご参加いただいたみなさま、
本当にありがとうございました。
来年もたくさんのご応募をお待ちしております!
H.H