詩歌の森日記

第17回俳句まつり

2020年11月23日
ラベル : イベント

 

11月14日(土)に、

第17回俳句まつりの表彰式を開催しました。

 

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今年の応募数は、5,375句。

俳人・絵本作家の小林輝子先生が、

すべての句に目を通し、ご選考くださいました。

各部門の特選句をご紹介します。

 

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〈 小学校 低中学年の部〉

入らない成長わかるころもがえ 

北上市立立花小学校4年 阿部光希さん

 

〈小学校 高学年の部〉

春驟雨白髪抜いてと母の声

西和賀町立湯田小学校6年 小向十硯さん

 

 〈中学校の部〉

決勝後涙でにじむ夏の空

北上市立江釣子中学校3年 髙橋結々さん

 

 〈高校の部〉

水田に映る白壁積乱雲

岩手県立黒沢尻工業高校3年 熊谷孟流さん

 

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一言ずつ俳句の感想を添えながら、

高野ムツオ館長が賞状の授与を行いました。

 

 

表彰式後には、

「俳句であそぼ!」も行いました。

 

二択の俳句クイズや…

 

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俳句パズルも!

 

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とてもよいお天気だったこの日。

初冬の詩歌の森公園で季語を探し、

俳句作りにも挑戦しました。

 

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こどもたちが書いてくれた短冊は、

後日、文学館1階の「サンチョクコーナー」に展示します!

 

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今年の表彰式は、

マスクの着用やソーシャルディスタンスの確保など、

コロナ対策にご協力をいただきながらの開催となりました。

第17回俳句まつりにご参加いただいたみなさま、

本当にありがとうございました。

来年もたくさんのご応募をお待ちしております!

 

 

H.H

古典文学講座

2020年11月6日
ラベル : 講座

万葉人(まんようびと)の恋

 

1030日(金)に古典文学講座が始まりました。

講師は岩手県立大学名誉教授の

佐々木民夫先生です。

 

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今年のテーマは

 

万葉の「相聞」—万葉人の恋—

 

1回目は『万葉の「相聞」、巻二・相聞』

天智天皇 鏡王女

内大臣藤原卿(中臣鎌足) 鏡王女

天武天皇 藤原夫人(鎌足の娘)

の相聞歌を人間関係なども含めて

わかりやすくお話しいただきました。

 

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歌を贈りあって互いを思いやる・・・

現代のように簡単に連絡が取りあえなかった

時代だからこそなのかも知れませんね。 

想像も膨らみます。

ちなみに藤原夫人の「夫人」は「ぶにん」と読み

妃(ひ)と嬪(ひん)の間の位の呼び名なそうです。

 

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古典文学講座は12月4日まで毎週金曜日

全6回行われます。
これから増々寒くなってきますが

体調に気をつけながら

先生のお話しを最後まで

楽しみたいですね。

 

 

 

 

sato

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俳句実作講座 第1回

2020年11月3日
ラベル : 講座

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10/22(木)、10/23(金)

俳句実作講座 1班、2班 第1回目が行われました。

 

講師は、高野ムツオ館長です。

 

はじめに、現在活躍中の俳人の作品を鑑賞します。

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句に込められた、作者の方々の感情や情景が伝わってきます。。。

他にも、柿の歴史や文化についてなど、

沢山の貴重なお話もしてくださいました。

 

 

次に、受講生の皆さんの添削指導です。

受講生の皆さんには事前に作品を提出していただいております。

第1回目の題は、

「鰯雲」 もしくは 「柿」 で一句。

自由題で一句。です。

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自分の句がどのように添削されるのだろう。。。

順番を待つ受講生のみなさん( ..)φ

 

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ひとりひとり丁寧な添削指導をされる館長。。。

 

 

後半は、受講生の皆さんからの質問もあり、

内容の深い第1回目となりました。

 

次回は、11/19(木)、11/20(金)です。

お気をつけてお越しください。(^^)

 

so/i

 

こどもの俳句教室2020 秋の部 中学生の部

2020年10月23日
ラベル : 講座

10月18日(日)午後からこどもの俳句教室の

中学生の部が開催されました。

 

俳句クイズをした後、

詩歌の森公園へ季語探しに出ました。

 

見つけた季語を一部ご紹介します(*^-^*)

 

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芒(すすき)

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銀杏

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柘榴(ざくろ)の実

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鈴蘭の実

雑草園を歩いていると…

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午前中の小学生からの季語のプレゼントを見つけました( ゚Д゚)

空蝉(うつせみ)が葉っぱの舟に乗っています(*´з`)

↓↓午前中の写真に偶然写っていました(^^♪)

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お話しながら散策しているとあっという間に時間が過ぎていました。

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和室に戻って、俳句を詠み、短冊に揮毫しました。

 

先生方、参加してくれたこども達のお陰で

とても充実した講座になりました。

有難うございました!!(^^♪

 

 

bakky

こどもの俳句教室2020 秋の部② 小学生の部

2020年10月23日
ラベル : 講座

10/18(日)にこどもの俳句教室 秋の部

第2回目が開催されました (^^♪

午前中は小学生の部でした。

 

爽やかな秋晴れの下

早速、季語を探しに詩歌の森公園へ向かいます。

 

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まずは雑草園へ…

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みんな何を見ているのかな。

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元気いっぱいのこども達(*^▽^*)

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足元には、どんぐりがたくさん落ちていました。

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太い蜘蛛の糸を見つけました。触っても切れないそうです('Д')

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見つかった季語は「どんぐり」「芒(すすき)」「紅葉」

「柿」「銀杏」など…。

沢山見つかりました!!

和室に戻り、俳句を詠みます。

 

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五・七・五になるかな~。隣のお姉さんが数えてあげています(^^♪

 

前回と今回作った俳句で、良いと思う方を

先生と一緒に選び、短冊に揮毫(きごう)します♪

 

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集中しています"(-""-)"

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短冊を見つめる先生の優しい眼差しが印象的でした♪

 

先生は、こどもの俳句は

いつも新鮮な気持ちになります。

今日は小さな芭蕉さんと沢山出会えました

と仰っていました。

 

作品は後日、館内に展示予定です。

ぜひご覧ください♪

 

bakky

 

プロフィール

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日本現代詩歌文学館の公式ブログです。学芸係が、当館の日常や詩歌の森公園の四季を紹介します。

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