万葉人(まんようびと)の恋
10月30日(金)に古典文学講座が始まりました。
講師は岩手県立大学名誉教授の
佐々木民夫先生です。
今年のテーマは
万葉の「相聞」—万葉人の恋—
1回目は『万葉の「相聞」、巻二・相聞』
天智天皇 ⇔ 鏡王女
内大臣藤原卿(中臣鎌足) ⇔ 鏡王女
天武天皇 ⇔ 藤原夫人(鎌足の娘)
の相聞歌を人間関係なども含めて
わかりやすくお話しいただきました。
歌を贈りあって互いを思いやる・・・
現代のように簡単に連絡が取りあえなかった
時代だからこそなのかも知れませんね。
想像も膨らみます。
ちなみに藤原夫人の「夫人」は「ぶにん」と読み
妃(ひ)と嬪(ひん)の間の位の呼び名なそうです。
古典文学講座は12月4日まで毎週金曜日
全6回行われます。
これから増々寒くなってきますが
体調に気をつけながら
先生のお話しを最後まで
楽しみたいですね。
sato