詩歌の森日記
2019年9月25日 13時57分
ラベル : 講座
俳句入門講座は8月24日(土)にスタートし、全4回行いました。
講師は『樹氷』主宰で岩手県俳人協会会長、
NHK文化センターの講師などもされている
白濱一羊(しらはまいちよう)先生です。
句会形式中心の講座ですが
プロジェクターを使った講義や、文法についてのお話を交えながら
俳句を教えていただきました。
「口語」「文語」どちらでつくるかによって、
鑑賞する際に意味合いが違ってくることなど
奥の深いお話も・・・
◆
最終回の9月21日(土)は講義後
詩歌の森公園を吟行し、句会を行いました。
吟行とは
その場所を詠む ✖
その場所で詠む 〇
「その場所を紹介するのではなく
自分自身の発見・感情を句にしてください」
と先生からのアドバイス。
「その場所で発見や感情を詠む」ために
みなさん真剣に向き合います。
先生も・・・
句会終了後、講座でつくった作品を揮毫していただきました。
作品は10月末まで館内に展示予定です!
ぜひご覧ください。
一羊先生、受講者のみなさま
お疲れさまでした。
sat
2019年9月20日 13時53分
ラベル : 日常
文学館には、毎年中学生が職場体験に来てくれます。
先日も、北上中学校から4名の男子生徒が参加。
まずは、資料整理を体験。
大量に送られてきた本を整理仕訳。
汚れているときは掃除も。
こちらのチームは図書を検索。
ちゃんと登録されているか確認して、記号番号を記録。
そしてこんなことも。
展示室のスポットライトを交換。
「ちゃんと入ってる??」
光の当たり方をチェック✨
「右?」「左??」
学芸員にきれいに見える位置を教えてもらいながら、調整できました(^-^)
文学館には、普段表からは見えない仕事、作業がたくさんあるので、
実際に経験してみて驚いたそう。
みんな、一生懸命取り組んでくれました。
これからも、いろんなことに興味を持って、
将来に役立ててください!!
T2
2019年9月15日 16時25分
ラベル : 講座
9/7(土)に短歌入門講座の
第二回が開催されました。
前回は実作を中心に学びましたが、
今回は読む(鑑賞する)ことをテーマに
学びました。
まずは、受講生の方に予め提出いただいた
短歌二首を持ち寄って
歌会をしました(*^-^*)
名前を伏せて転記した紙を張りました。
①題詠「野」
歌を読んで、お一人ずつ感じたことを
発表してみました。
感想を言ってみるって難しい、とみなさん。
詠んだ方の気持ちにも配慮し、
慎重に言葉を選んでおられました。
②自由詠
次は、「良かったところ」
「もっとこうしたほうがいいのでは」を
付箋で貼ってもらいました。
歌の感じ方は十人十色!(^^)!
「こうしたらよいのでは」という意見も
「発見がありました~」と前向きに捉えていただきました。
山やペットの名前が詠まれた歌では
「固有名詞(地名や名称)があると
より個性がでる」
仔猫の激しい動きが詠まれた歌では
「作者の可愛いという気持ちが
ストレートな表現ではないのによく伝わってくるのが
面白い」と先生。
また、「上句と下句に一見関係のない内容を
もってくる」ことも
歌に広がりがでるそうです。
短歌の面白さのひとつであると
教わりました。
「解って面白い」という歌もあれば
「解らないけど面白い」という歌もあるそう。
慣れもあるとのことで、
歌集を読んでみるのも良いと話されていました。
講座を終えたみなさん。
お人柄や普段のお姿をも
そっと感じることでき、
歌を通じて
場に一体感が生まれたように思いました。
短歌の奥深さに
少し触れた気持ちになった
第二回でした(*´▽`*)
次回は9/21(土)を予定しております。
受講生の方は気をつけてお越しください。
Bakky
2019年9月4日 14時14分
ラベル : 講座
8月31日(土)に
短歌入門講座の第一回が開催されました。
講師は宮城県気仙沼市出身、
高校(国語科)の教員でもある
歌人の梶原さい子先生です。
短歌は難しく考えなくていいんですよ
と、先生。
鑑賞や実作をとおして、
基礎から学ぶ全3回の講座です。
12名の方にご参加いただきました。
第一回は、早速、実作に挑戦しました。
どんな練習をしたのか
具体的に二つご紹介・・・(^^)
①一つの言葉を短歌に仕立てる(膨らませる)
例:公園→ブランコ→揺れる→子供
→誰もいない→寂しい→冬→寒い
連想ゲームのように言葉を書き出し、
これを短歌に活かしていきます。
②提示された上句(575)に
下句(77)を付けていく(付句)
下句を自分で考えて、短歌に仕上げていきます。
また、どんな付句をするかという話題で
自分の感情表現から一旦離れて、
風景の描写に気持ちを託してみることを
アドバイスいただきました。
外の力を取り入れ
心を表現するそうです。
読んだ人が風景の描写に
自分の感情を重ね合わせて、
味わっていただけるように・・・
「もしここにタイムマシンがあったなら」
「どうしても素直になれぬわれがいる」
出題される上句も面白い・・・!(^^)!
説明の後に、実作という流れで講座はすすんでいきます。
先生のお話を聞いていると
言葉が自然と形になり、
段々と短歌作りに引き込まれていきます。
みなさんの素晴らしい出来栄えに
先生も驚いておられました。
最後は「本」で題詠に挑戦しました!(^^♪
出来上がった歌は
それぞれ違う味わいがあり、
発表し合いながら
言葉の広がりを楽みました。
終始明るく和やかな雰囲気でした(*^-^*)
先生からのアドバイスも♪♪
次回の講座は9/7(土)を予定しています。
受講生のみなさま、気をつけてお越しください。
bakky
2019年8月27日 13時56分
ラベル : 講座
毎年恒例になっている
こどもの詩のワークショップ
「わくわくなことばたち」が
8月6日(火)に開講されました。
講師は埼玉大学の
新井高子(あらいたかこ)先生です。
詩やことばの魅力を
替え歌や詩作を通じて、
楽しみながら学びます(^^)/
今年は10名のこどもたちが参加してくれました。
はじめまして~
自己紹介が終わったあと
歌を好きな言葉にかえて
替え歌をしました。
「山の音楽家」から♪
「おなかのへるうた」♪
うーん・・・大人も考えさせられる詩に
なりました( ;∀;)
次は、好きな本を選んで詩の朗読会。
お友達の選んだ詩も素敵だな。。
詩に馴染んだところで・・・
イスラム絵本の絵に
自分で考えた詩やお話を書いて
発表しました。
カラフルな絵に想像を膨らませ、
自然に書くことができました。
午前の部はこれで終了。お昼休憩です。
お弁当の後は、展示室のクイズをして遊びました(^^♪
午後からも元気いっぱい!!
詩の歌を歌ったり、
替え歌で詩をお勉強して。。。
休憩時間を使って
お待ちかねのスイカ割りです!!
みんなで食べると一層美味しいね(*´з`)
最後は詩作に挑戦!('ω')ノ
先生のお話にも
しっかりと耳を傾けています(*´ω`)
みんなの朗読会!
素晴らしい詩ができました★★
すっかり仲良くなりました(*^_^*)
みんなとってもいい笑顔。
楽しかったかな。また文学館で待ってるね~♪
bakky