詩歌の森日記
2019年10月25日 10時41分
ラベル : 講座
本年度の古典文学講座〈万葉集〉が10月23日(水)にスタートしました。
講師は岩手県立大学名誉教授の佐々木民夫先生、
全6回のコースとなります。
「令和」の出典としてますます注目されている万葉集ですが
当館では毎年人気の講座です。
1回目のテーマは「令和」、
そして万葉集の「うめ(梅)」について。
話題の「梅花歌」の背景を学びました。
ちなみに、万葉集で一番多く歌われている植物は?
答えは「萩」
「梅」は2番目に多く歌われているそうです。
7、8世紀に中国から渡来し、当時一般には珍しかった「梅」。
「花」=「桜」となるのは、次の古今和歌集の時代から。
時代や背景を知ると鑑賞も違ってきます。
次回10月30日(水)は「万葉集の女帝」
どんなお話を聞くことができるのか
楽しみですね。
sat
2019年10月24日 15時22分
ラベル : 講座
10/20(日)こどもの俳句教室 秋の部
第2回目が行われました (^^♪
前日は雨が続いていて天候が心配でしたが、
今日は天気もよく、こども逹も元気に季語を探しに
外へ出かけて行きました☆ ((((*''▽'')
きれいに色づいた、
もみじや、いちょうの葉を眺めながら・・・(´▽`*)
青邨さんの家のお庭をまわり、秋の季語について
たくさんの質問をする子供たち ♪
前回まだ青かった柿の実が、
オレンジ色に染まり始めていました☆
青邨さんの家の中にもおじゃまします♪(*^^*)
こちらは 【 うめもどき 】
赤い小さな実がとてもかわいらしいです☆
詩歌の森公園にも向かい・・・
ここにも何か見つかるかな (・・?
前回は見られなかった 【 きのこ 】 が生えていたり、
赤く染まった 【 さくらもみじ 】など
たくさんの発見がありました♪
戻った後は俳句づくりです('◇')ゞ
前回と今回つくった俳句で、良いと思う方を
先生と一緒に選び、短冊に書いていきます♪
みなさん筆ペンで上手に書いています☆
目の前の自然に触れながら俳句づくりをする事は、
とてもいいことですね☆
と先生は伝えてくださいました。(*‘∀‘)
俳句をつくること、筆ペンで書くのが楽しいなど
楽しみながら学べるすてきな講座となりました♪ (*^-^*)
先生方、参加してくださったみなさん、
本当にありがとうございました☆
作品は館内に11月末頃まで展示しております。ぜひご覧ください♪
また来年のご参加おまちしております(^^)/
so/i
2019年10月9日 10時54分
ラベル : 講座
10月6日(日) こどもの俳句教室 秋の部 第1回目が
おこなわれました(^^♪
小学生、中学生合わせて、
12名の子供たちが参加してくれました♪
はじめは、先生と一緒に俳クイズをします☆
積極的に手をあげて、楽しんで答えてくれました(^^)/☆
何問こたえられたかな?
クイズでお勉強をした後は、
さっそく外へ季語を探しに行きます('◇')ゞ
先生のお話を聞きながら、秋の季語を探すこどもたち…( ..)φ
まだ青いですが、柿も実りはじめていました✨(*'▽')
さくらんぼ…(・・?
こちらは 【 やまぼうしの実 】 というそうです♪
(*^^)v✨
青邨さんの家の中には色々なものがあって、
みなさん興味深々です。( *´艸`)
文学館の池の周りにも秋がいろどりはじめています🍂 (´▽`*)
【 落ち葉 】や【 秋茱萸 アキグミ】など、
たくさんの発見がありました♪
たくさんの季語をみつけたところで…
俳句づくりに挑戦です☆(。-`ω-)
みなさん上手に秋の季語をいれて、
【 五、七、五 】で俳句をつくってくれました♪
つくった俳句の中から好きな句を選ぶ【 選句 】もしました♪
ことばの表現やそれぞれの感想など、
みんなでお話することができました(*''▽'')
次回はいよいよ短冊に筆ペンで【 揮毫 きごう 】します🖌
お楽しみに~(*´▽`*)
so/i
2019年9月26日 16時33分
ラベル : 講座
朝晩の風に秋の涼しさを感じるように
なってきました。。
短歌入門講座の第三回が9/21(土)に
開催されました。
最終回は「歌会」を中心に学びます。
盛岡三高文芸部の皆さんにも
参加いただき、受講者は総勢16名となりました。
4班に分かれて、まずは簡単に自己紹介をします・・・
世代を超えて交流し合えるのも詩歌の良いところですね。
予め受講生の方に提出いただいた歌が
名前を伏せてプリントに載っています。
お題は
「自分の気持ちを、風景やモノに表してもらおう」
「自分らしくない歌を作ってみよう」
でした。
「自分らしくない歌を作ってみて、いかがですか。
創作は自由なもの。性別・年齢・種族を超えて
歌ってみるのも面白い。」と先生。
続いて「変わり歌合わせ」をしました!
どんな歌合わせかというと・・・
封筒の中にお題が入っているので、
班ごとに、題を入れた歌を作り、清書して、見合います。
その後、全体で発表と歌合わせをします。
封筒には「北」「上」「夜」「曲」の文字が
入っていました。
今を切り取って読む時事詠も(*´з`)
高校生の読みの深さと語彙力に大人たちもビックリ( ゚Д゚)
最後に鑑賞の姿勢として
「歌には必ず良いところがある。
良いところを見つけていくことが
大切ではないのでしょうか。」とアドバイスを
いただきました。
梶原さい子先生、工夫の詰まった
楽しい講座を
有難うございました。
受講生の皆様、素敵な歌を沢山詠んでいただき
有難うございました。
詩歌文学館では各種詩歌の講座を
開催しております(^^)/
是非、参加お待ちしております♪♪
Bakky
2019年9月25日 13時57分
ラベル : 講座
俳句入門講座は8月24日(土)にスタートし、全4回行いました。
講師は『樹氷』主宰で岩手県俳人協会会長、
NHK文化センターの講師などもされている
白濱一羊(しらはまいちよう)先生です。
句会形式中心の講座ですが
プロジェクターを使った講義や、文法についてのお話を交えながら
俳句を教えていただきました。
「口語」「文語」どちらでつくるかによって、
鑑賞する際に意味合いが違ってくることなど
奥の深いお話も・・・
◆
最終回の9月21日(土)は講義後
詩歌の森公園を吟行し、句会を行いました。
吟行とは
その場所を詠む ✖
その場所で詠む 〇
「その場所を紹介するのではなく
自分自身の発見・感情を句にしてください」
と先生からのアドバイス。
「その場所で発見や感情を詠む」ために
みなさん真剣に向き合います。
先生も・・・
句会終了後、講座でつくった作品を揮毫していただきました。
作品は10月末まで館内に展示予定です!
ぜひご覧ください。
一羊先生、受講者のみなさま
お疲れさまでした。
sat