詩歌の森日記
2017年11月21日
ラベル :
週末から、一気に冬がやってきました。
冬道の運転、1年ぶりの緊張感 (^_^;)
あせってタイヤ交換をした方も多いのではないでしょうか。
写真は、文学館の職員駐車場。
屋根からドドドドドーーーッ と雪が落ちてくるので、
屋根の下は駐車できなくなります。
事務室北側の庭にある〈うめもどき〉。
雪をかぶった姿もかわいらしいですね。
こちらは白。
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2017年11月17日
ラベル : 講座
11月15日(水)に古典文学講座を行いました。
講師は昨年に続き、岩手県立大学名誉教授の佐々木民夫先生。
今回も受付開始から数日で定員に達したほど人気の講座です。
「 万葉集 ― 万葉の恋と季節― 」と題した今回の講座
第1回目は万葉の季節、万葉の「春」
季節とかかわりの深い暦のお話に始まり、
万葉集から春の歌をご紹介いただきました。
受講者全員で声に出して読んでみたり
読み方クイズがあったりと
楽しみながら万葉の世界観に浸りました。
ちなみに赤字の部分、何と読むか分かりますか?
寒過ぎて 暖来るらし 朝日指す 春日の山に 霞たなびく
答えは次の機会に・・・
次回は11月22日(水)万葉の「秋」
どんなお話が聞けるの楽しみですね。
寒さも一段と厳しくなってきます
暖かくしてお越しください。
sat
2017年10月27日
ラベル : 講座
10月22日
こどもの俳句教室 秋の部 第2回
が開催されました。
はじめは句会から。
前回できた全員の句のなかから
自分がいいと思ったものに〇をつけてもらい
なぜその句がよかったのか発表してもらいました。
次は季語さがしへ。
あいにくの天気で傘をさしながらでしたが
いい季語みつかったかな?
先生に季語について質問する場面も…
今日は一人一句つくってもらい、
今日と前回、どちらかの好きな句を
短冊に揮毫してもらいました。
全員の句が完成(^^)/
作品は後日館内に展示されますので
また文学館に遊びにきてくださいね♡♡
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2014年11月から足かけ2年、
詩人の新井高子さんと一緒に大船渡を訪れ、
石川啄木の短歌を、地元のことばに訳してみよう!
という取り組みを行ってきました。
(その様子は、過去のブログを・・)
毎回、
「てんてん(濁点)付けで」 「いや、付けねぇのだ」
「その〈あ〉は小さぐ」 「カタカナだな」
といった議論を喧々諤々と・・
そうして完成した100首。
このたび、つ、つ、ついに!!
な、な、なんと!!!
本になりましたーーー
かなしきは
かの白玉のごとくなる腕に残せし
キスの痕かな
これが地元のお母さんたち(おんば)の手にかかると
せづねぇのァ
あの白い玉みだいな腕(けァな)さ残(のご)した
チュウの痕(あど)だべ
とても魅力的に♡
しかも、QRコードを読み込むと、
本物のおんばの朗読を聴くことが。
文字で楽しみ、声に出して味わい、聴いてほっこりする、
三拍子そろった一冊になりました☆
☆絶賛発売中☆
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2017年10月22日
ラベル : 講座
10月19.20日
短歌実作講座 第2回が開催されました。
現代短歌の鑑賞後、
(今回は橋本喜典さんの「ステッキをとる」)
受講者の添削指導へと入ります。
受講者の詠の中に『檜葉の赤い実』について
食べられるのかどうなのか?
それは『いちい』の実ではないか?
などと話が盛り上がった場面もありました。
なんと机の上には最新号の短歌往来!!
篠館長が表紙を飾っています。
全3回の講座も11月16・17日の残り1回となりました。
みなさま風邪などお体にお気をつけてお越しください。
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