- 会期
- 2017年3月14日(火)
~2018年3月18日(日)
9:00~17:00
*休館日12月~3月の月曜日・年末年始 - 場所
- 2階 展示室
- 入場料
- 無料
- 主催
- 日本現代詩歌文学館
- 図録
- 1,100円(税込)
※図録の購入はこちら
- 展示テーマ
- わたしたちの周りはたくさんの音で溢れている。風や水や生き物たちが生み出す音。語り、ささやき、歌い、ときに泣き、叫ぶ人間の声。楽器が奏でる音色、生活にまつわる音、機械が発する唸り、雑音、騒音、時を告げ、また危険を知らせる響き。沈黙や静寂をも含めて、生きるという行為は、常に音とともにあると言っても過言ではないのかもしれない。
受動的に聞こえてくる音と、意識することではじめて耳に届く音があるなかで、古来、詩歌人は声なき声に耳を傾け、見えないところから聞こえてくる音を受けとめてきた。現代の詩歌人はいま何を聴き、そしてどんな音を生み出すのか。詩歌と音をめぐる諸相から、現代という時代とともに、詩歌という文芸の奥深くが垣間見えてくるのではないか。 - 展示内容
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- 「音」 をテーマにした詩歌作品 (作者の自筆出品)
- インスタレーション「光と風のトポロジー」
- 来場者参加インスタレーション「声に翼をつけるためのスコア」
- 高橋昭八郎「音という文字の書かれている一枚の紙、その裂かれていく音」(映像)
出品者(敬称略・分野別五十音順) | ||||
詩 | 暁方 ミセイ | 以倉 紘平 | 上田假奈代 | 簡 智恵子 |
岸田将幸 | 小柳玲子 | 高橋玖未子 | 富沢 智 | |
中本道代 | 野村喜和夫 | 宮城隆尋 | 村永美和子 | |
山崎佳代子 | 渡辺玄英 | |||
短歌 | 大井 学 | 大崎瀬都 | 大野道夫 | 大松達知 |
久々湊盈子 | 栗木京子 | 河野美砂子 | 柴田典昭 | |
塘 健 | 内藤 明 | 中川佐和子 | 本多 稜 | |
松坂 弘 | 松田久惠 | 光森裕樹 | 森山良太 | |
俳句 | 伊藤政美 | 井上弘美 | 岩岡中正 | 大峯あきら |
加藤瑠璃子 | 菅原典子 | 仙田洋子 | 仲 寒蟬 | |
村上鞆彦 | 山田佳乃 | 山西雅子 | 山本一歩 | |
横澤放川 | 渡邊千枝子 | |||
川柳 | 大田かつら | 大野風太郎 | 清水かおり | 高鶴礼子 |
田辺進水 | 土田欣之 | 中島久光 | 松橋帆波 | |
山口まもる | ||||
ヴィジュアル |
伊藤元之 | 金澤一志 | 新國誠一 | 向井周太郎 |
ヨーゼフ・リンシンガー |
エッセイ執筆者(図録掲載のみ・敬称略) | ||||
詩 藤富保男 | 短歌 大島史洋 | 俳句 栗田やすし | 川柳 森中惠美子 |
協力(敬称略) | ||||
伊藤元之 | 金澤一志 | 工藤嘉信 | 平凡社 | 三浦健治郎 |