平泉の藤原三代が栄華を極めた時代に先立つこと約二百五十年前、極楽寺を中心とした文化が芽生えていました。 以来、北上川の船運、北上平野の陸路の宿場町、黒沢尻には多くの文人墨客が訪れ、 詩歌のまち・北上を形づくる先駆となりました。 数々の詩歌が刻まれた文学碑、西行や子規、牧水などが旅をした足跡がしのばれます。