
- 会期
- 2019年3月19日(火)
~2020年3月15日(日)
9:00~17:00
*休館日
12月~3月の月曜日・年末年始 - 場所
- 2階 展示室
- 入場料
- 無料
- 主催
- 日本現代詩歌文学館
- 図録
- 1,100円(税込)
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展示テーマ
「平成」とはどのような時代であったのか。改元を前にして、今わたしたちに投げかけられているこの問いに答えを出すのは、けして容易なことではありません。
平成元年8月に完成し、翌2年5月に開館した日本現代詩歌文学館の歩みは、まさに平成という時代とともにありました。そして当館が専門とする詩歌は、時代とともに生きる一人ひとりの作者、さらには読者の心を、他にもまして如実に映しだす文学のかたちといえるかもしれません。
ここに自筆作品を一堂に展示することで、平成を生きた今は亡き詩歌人たちのことばに再び耳を傾け、それに応える新進の詩歌人たちのことばと出会う─響きあうことばを通して、冒頭の問いの先にある新たな時代に向きあうべく、本展を開催します。
展示内容
・平成に生き、没した詩歌人たちの直筆作品42点
・平成に生まれた詩歌人たちの直筆作品18点
・写真(平成のニュース等より)
・パネル展示(当館が過去に開催した展覧会のポスター42点)
・平成年表
・音声展示「平成の賑やかな4分33秒」
・来場者参加型インスタレーション「響きあうスコア」
出品者(各分野五十音順、敬称略)
平成に生き、没した詩歌人たち
詩 | 飯島耕一 | 石垣りん | 伊藤桂一 | 入沢康夫 |
---|---|---|---|---|
大岡 信 | 長田 弘 | 川崎 洋 | 岸田衿子 | |
清岡卓行 | 宗 左近 | 那珂太郎 | 吉野 弘 | |
短歌 | 柏崎驍二 | 春日井 建 | 河野裕子 | 近藤芳美 |
齋藤 史 | 清水房雄 | 竹山 広 | 塚本邦雄 | |
前 登志夫 | 宮 英子 | 武川忠一 | 森岡貞香 | |
俳句 | 阿波野青畝 | 大峯あきら | 桂 信子 | 金子兜太 |
川崎展宏 | 草間時彦 | 佐藤鬼房 | 中村苑子 | |
成田千空 | 能村登四郎 | 林 翔 | 森田 峠 | |
川柳 | 今川乱魚 | 大木俊秀 | 斎藤大雄 | 時実新子 |
尾藤三柳 | 脇屋川柳 |
平成に生まれた詩歌人たち
詩 | 岩倉文也 | 宿久理花子 | 鈴木一平 | 橋本シオン |
---|---|---|---|---|
マーサ・ナカムラ | ||||
短歌 | 立花 開 | 睦月 都 | 藪内亮輔 | 山下 翔 |
吉田隼人 | ||||
俳句 | 一関なつみ | 小野あらた | 黒岩徳将 | 福田若之 |
藤本智子 | ||||
川柳 | 岡﨑しおり | 暮田真名 | 佐藤 光 |
協力者(五十音順、敬称略)
NHK学園 | 江畑哲男 | 岡崎 守 | 亀井久司 | 北岡明佳 |
北九州市立文学館 | 工藤嘉信 | 熊谷岳朗 | 公益社団法人 日本文芸家協会 | 佐藤鋼一 |
新葉館出版 | 高野ムツオ | 津田 暹 | 中村雅樹 | 尾藤川柳 |
森山文切 | 読売ニュース写真センター |