インテリアと詩歌

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タイトル
インテリアと詩歌
会期
2024年6月13日(木)~2025年3月9日(日)
9:00~17:00
場所
2階 展示室
入場料
無料
主催
日本現代詩歌文学館
図録
1,100円(図録の購入は こちら

ウェブ展示室
本展の出品作品と、作者よりご提供いただいた朗読音声を公開しています。

作品募集
本展にちなみ、「インテリア」を題材とした詩歌作品を広く募集します。
※2024年11月29日(金) まで

展示テーマ

 代々受け継がれてきた箪笥、1人暮らしのためのベッド、家族の人数に合わせた食卓…私たちはいくつものインテリアに囲まれて暮らしています。
 現代では、量販店やネットショップが充実し、気軽に入手できるようになった家具ですが、古代エジプト文明を起源とする歴史の中で、長らく権威の象徴とされてきました。たとえば、ツタンカーメン王のピラミッドからは、華やかな装飾のほどこされた机、椅子、寝台などの調度品一式が見つかっています。
 このことは私たちの根底にある美意識と無関係とはいえないように思われます。家具はそれぞれの機能性や合理性だけでなく、室内の調和あるいは不調和を目指して選択され配置されます。そうして作りあげられる極私的な空間は、ときに他者の共感を得、ときに理解を超えるものとなります。それは、私たちがことばをつむぐ行為、とりわけ詩歌の創作に通ずるようにも思われるのです。
 近年、コロナ禍での外出制限、リモートワークなどにより、室内の快適さや利便性が意識されるようになりました。急激に変化し続ける社会の中で、あらためて「私」を見つめる機会となることを期待し、本展を開催します。

展示内容

・「インテリア」をテーマとした直筆作品 48点
・出品者による作品朗読音声
・物故作家作品の活字パネル
・インスタレーション「時空の交錯点 あるいは ことばのワードロ-ブ」

出品者(各分野五十音順、敬称略)

荒木 元 うるし山 千尋 川口 晴美
國松 絵梨 小林 坩堝 齋藤 恵美子
蜆 シモーヌ 瀬崎 祐 館 路子
苗村 吉昭 萩野 なつみ 平山 千春
藤田 晴央 水野 ひかる
短歌 大谷 真紀子 小川 恵子 菊池 陽
君山 宇多子 小島 なお 島田 幸典
田村 元 田村 穂隆 月岡 道晴
藤原 龍一郎 山崎 聡子
俳句 石川 青狼 伊藤 順子 岡本 和子
小川 軽舟 小田島 渚 加藤 知子
木田 智美 小山 玄紀 榮 猿丸
阪西 敦子 佐藤 文子 なつはづき
星野 高士 堀本 裕樹 松本 勇二
川柳 赤石 ゆう 小野寺 里穂 ササキリ ユウイチ
笹田 かなえ 島田 駱舟 徳道 かづみ
馬場 ナオミ 宮本 仙舟

特別寄稿(敬称略、図録掲載のみ)

小泉 和子(家具道具室内史学会会長)

協力者(敬称略)

有限会社小泉和子生活史研究所 工藤嘉信
公益社団法人 日本文藝家協会 さいたま市立中央図書館
新葉館出版 仲 寒蟬
湊 圭伍

カテゴリー

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