- 会期
- 2018年3月24日(土)~6月10日(日)
9:00~17:00
休館 3/26(月)
※初日は13:00よりテープカット、記念講演 - 場所
- 2階 展示室
- 入場料
- 一般 300円
学生 無料 - 主催
- 日本現代詩歌文学館
- 共催
- 馬醉木の会
- 図録
- 1,650円(税込)
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- 概要
- 水原秋櫻子は、大正末から昭和初期にかけて高野素十、阿波野青畝、山口誓子とともに『ホトトギス』の四Sとして活躍しましたが、ほどなく高浜虚子の「客観写生」「花鳥諷詠」に異を唱えて『ホトトギス』を脱退、主宰誌『馬醉木』を率いました。俳句に西洋画風の明るい外光を取り入れ、また短歌などの影響を受けつつ抒情詩としての俳句を追求、新興俳句運動の先駆けとなり、以降、俳壇をリードしつつ石田波郷、加藤楸邨をはじめ、能村登四郎、林翔、藤田湘子など、錚々たる人材を俳壇に送り出しました。
本展では、水原家並びに馬醉木会から寄贈を受けた秋櫻子の自筆作品や遺愛品を中心に、当館所蔵資料を交えつつ、現代俳句の世界を大きく切り拓いた秋櫻子の生涯を辿り、その魅力に迫ります。
企画委員(敬称略) | ||||
德田千鶴子(『馬醉木』主宰、秋櫻子孫) | ||||
岡田貞峰(『馬醉木』顧問) | ||||
高野ムツオ(日本現代詩歌文学館運営協会理事、『小熊座』主宰) | ||||
根岸善雄(『馬醉木』同人会長) |
展示内容
書、色紙、句帖などの直筆資料
山口青邨、石田波郷ら交流のあった文学者の書簡
写真、その他遺愛品
オープニング
期日
2018年3月24日(土) 13:00~15:00 ※聴講無料、申込み不要
内容
・13:00~ テープカット(二階ホワイエ)
・14:00~ 記念講演(講堂)/有馬朗人氏「 四Sの頃を中心に―水原秋櫻子と山口青邨の友情―」