- 会期
- 2016年3月19日(土)~2016年6月5日(日)
休館 3月21日(月)、3月28日(月)
9:00~17:00 - 場所
- 2階 展示室
- 入場料
- 一般 300円
- 学生 200円
- 主催
- 日本現代詩歌文学館
- 共催
- 玲瓏の會
- 図録
- 1,650円(税込)
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- 概要
- 塚本雄は近代写実主義の呪縛から短歌を解き放ち、現代文学として甦らせた「現代短歌の開拓者」ともいうべき歌人です。古今東西の文学や芸術、宗教、文化など広範にわたる深い知識教養に裏付けられた塚本の創作世界は、主題、修辞、語彙、韻律のどれをとっても他の追随を許さない独自性に満ちたものであり、現代の短歌ひいては日本文学全体に及ぼした影響は計り知れません。
当館では二〇〇九年にその蔵書および遺品の一括寄贈を受け、以来整理分類を進めてきました。直筆の書や色紙をはじめ、三島由紀夫との書簡、推敲の跡がうかがえる創作ノートなど、初公開のものを多く含む貴重な資料が展示されます。塚本雄の遺業を検証し、その魅力にあらためて迫る没後初の展覧会です。
企画委員(50音順、敬称略) | ||||
島内景二(歌人、電気通信大学教授) | ||||
塚本靑史(作家、塚本雄長男) | ||||
物部鳥奈(歌人、詩人) | ||||
森井マスミ(歌人、愛知淑徳大学准教授) |
展示内容
書、色紙などの直筆資料
創作ノート、手帖
寺山修司、三島由紀夫ら交流のあった文学者の書簡
部数限定の豪華特装本
写真、その他遺愛品