本年度の短歌実作講座が
9月24日(火)、25日(水)から始まりました。
1班・2班に分かれての全3回の講座です。
講師は昨年同様、歌人の小島ゆかり先生です。
今回も県内外から各班20名の皆さんが参加されました。
まずはじめに現代短歌を鑑賞します。
第1回目は、本屋敏郎さんの歌集『神話街道』が取り上げられました。
席後方の閲覧スペースにはこの歌集が置かれ、
小島先生の歌集や作品発表誌などともに
休憩中に手に取る方も多くいらっしゃいました。
作品の添削では
お一人ずつ自作を声に出して読み上げた後、
先生からのアドバイスをいただきました。
皆さん大きく頷きながらメモをとり、
また熱心に質問をしていました。
事前に2首ずつ提出された作品は
何気ない日常を切り取ったものから、
世界情勢に寄せる想いまで、
また、家族や友人のことから、
ご当地出身の大リーガー・大谷翔平選手を取り上げたものまで、
バラエティに富んでいました。
小島先生の魔法のような添削に感嘆の声があがる場面も多く見られ、
講座は始終穏やかな雰囲気で進められました。
OKP