7月3日(土)に
短歌入門講座の第1回が開催されました。
講師は宮城県気仙沼市出身、
高校(国語科)の教員で、歌誌『塔』の選者でもある
梶原さい子先生です。
梶原先生の講座は今年で6年目となります(*^^*)
鑑賞や実作をとおして、
基礎から学ぶ全3回の講座です。
はじめに短歌の基本的な決まりごとや
意外と身近にある短歌のリズムを
教えてもらいました。
名曲や流行りの歌もよく読むと短歌のリズムになっていることも多いそうです
そして次は早速実践へ…
①エクササイズ!(^^)!
隠された部分【 】を考えてみます。
「言うことをお願いだから聞いてくれ 暴走するな私の【 】 鈴木琴子」
受講生からは「弟」「涙腺」「胃袋」「腹音」
など、ユニークな言葉が挙がりました。
他の人が考えていることって面白いなあと
思いませんか。と先生。
実際の短歌は「前髪」がはいるそうです。
言葉遊びをしていると、頭がほぐれてきました(*^^*)
次は・・・
②提示された上句(575)に
下句(77)を付けていく(付け句)
下句を自分で考えて、短歌に仕上げます。
「わかってはいるけど素直になれなくて 【下句】」
受講生からは「子ども心を分かってほしくて」、
「ラインの既読そのまま放置」、
「ナビを無視して家につかない」などが挙がりました。
素直になれない場面は、無意識にしていることも多く
改めて言葉にすると似たような経験があったり…。
皆さんの「うーん、なるほど~」の共感が続きました。
最後の挑戦は…
③あらかじめ決められた題によって短歌を作る(題詠)
お題は「火」です。
グループで発表し合った後、全体で鑑賞しました。
皆さん緊張しながらも、個性豊かな歌を
詠んでくださり、とても和やかな雰囲気でした。
歌を通すと肩肘張らずにお話できるから不思議です(^^♪
等身大の歌を皆さんで楽しめた第1回目でした。
次回は7/10(土)を予定しております。
bakky