詩歌の森日記

短歌入門講座 第2回

9/7(土)短歌入門講座の

第二回が開催されました。

前回は実作を中心に学びましたが、

今回は読む(鑑賞する)ことをテーマに

学びました。

 

まずは、受講生の方に予め提出いただいた

短歌二首を持ち寄って

歌会をしました(*^-^*)

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名前を伏せて転記した紙を張りました。

 

①題詠「野」

歌を読んで、お一人ずつ感じたことを

発表してみました。

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感想を言ってみるって難しい、とみなさん。

詠んだ方の気持ちにも配慮し、

慎重に言葉を選んでおられました。

 

②自由詠

次は、「良かったところ」

「もっとこうしたほうがいいのでは」を

付箋で貼ってもらいました。

DSC_0449.JPG

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歌の感じ方は十人十色!(^^)!

「こうしたらよいのでは」という意見も

「発見がありました~」と前向きに捉えていただきました。

 

山やペットの名前が詠まれた歌では

固有名詞(地名や名称)があると

より個性がでる」

仔猫の激しい動きが詠まれた歌では

「作者の可愛いという気持ちが

ストレートな表現ではないのによく伝わってくるのが

面白い」と先生。

 

また、「上句と下句に一見関係のない内容を

もってくる」ことも

歌に広がりがでるそうです。

短歌の面白さのひとつであると

教わりました。

 

「解って面白い」という歌もあれば

「解らないけど面白い」という歌もあるそう。

慣れもあるとのことで、

歌集を読んでみるのも良いと話されていました。

 

DSC_0454.JPG

講座を終えたみなさん。

お人柄や普段のお姿をも

そっと感じることでき、

歌を通じて

場に一体感が生まれたように思いました。

短歌の奥深さに

少し触れた気持ちになった

第二回でした(*´▽`*)

 

次回は9/21(土)を予定しております。

受講生の方は気をつけてお越しください。

Bakky

 

 

 
 
 

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