詩歌の森日記

万葉集

 

 

古典文学講座が11月7日から始まりました。

12月12日までの毎週水曜日、全6回開催。

講師は岩手県立大学名誉教授の佐々木民夫先生です。

 

 

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今年のテーマは、老いと「世間(よのなか)」―旅人と憶良―

万葉集の中から大伴旅人と山上憶良の作品を中心に学んでいきます。

 

老いと言えば中高年を思い浮かべてしまいますが

万葉集の時代の寿命は短く30歳程度(らしい)

結婚は男15、女13、そんな時代の老いとは?

 

先生の解説を聞き、時代背景や人間関係が分かると

歌の捉え方も変わります。

 

 

 

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熱心にメモを取る受講生の方々

 

 

 

ちなみに・・・

旅人と憶良の関係、皆さんご存知でしたか?

現在でいうところの官僚

旅人→上司、憶良→部下

な、そうです。

 

 

どちらも当時の寿命からすると長命で

ほとんどが60代からの歌。

 

 

現在2回目が終わりましたが

毎回新たな発見があります🌠

 

 

 

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