詩歌の森日記

句会で教わる俳句入門講座

2018年9月6日

前回に引き続き実習生Kがお送りしております。
今回は9月2日(日)に開催された

第一回俳句入門講座」の様子をお届けします!

 

講師の先生は白濱一羊先生


奥州市ご出身、盛岡市在住で

岩手県俳人協会の会長を務められるなど、
俳句界の第一線で活躍されています。

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皆さんは俳句と聞いて何を思い浮かべるでしょう。
学校の課題や自分の趣味として作ったことがあるという人も、
いらっしゃるのではないでしょうか。
お茶のパッケージを思い出す人もいらっしゃるかもしれません。

 

今回の講座では「俳句とは何か」というような、基礎の基礎から
初心者でもわかるように易しく教えていただきました。

 

最初に俳句の基礎知識を座学形式で説明いただいたのち、
句会形式で参加者のみなさんが詠まれた句をシェアしました。

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そこで伺ったお話の一部をここでご紹介します!

1、俳句の基礎

先生曰く俳句とは「作者が俳句と主張するもの」!

それだけ聞いた時点で初心者の私の頭上には
クエスチョンマークが5つほど浮いていました。

初心者はある程度の型が無いと

「さあ詠め!」と言われても難しいですよね。
ということで、先生も続いて俳句の基礎を説明してくださいました。

 

俳句の基礎その1 「5・7・5であること」

 

俳句は5・7・5の計17音から成ります。
場合によっては5・7・5から外れて詠むことも可能ですが、
慣れないうちは5・7・5の型に当てはめて詠むようにしましょう。

 

俳句の基礎その2「季語が一つ含まれること」

季語とは、簡単に言うならば「一語で季節を体現する言葉」です。
夏でいえば「夏至」「金魚」なんかは納得ですよね。
他にも意外な言葉が季語になっていることもあります。

 

季語についてもっと知りたい人は以下をチェックです!

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2、白濱先生のワンポイントアドバイス

参加者のみなさんが事前に詠んできた句のいくつかを
先生が取り挙げて講評してくださいました。

 

そこで出たアドバイスをご紹介します。

 

・季語を知ろう

先に説明した通り、俳句は季語が含まれます。
けれど季語がすべて頭に入っているという人は

あまりいないはずです。

 

季語が全く分からないという人は、とりあえず歳時記を用意して
どんな季語があるのか見てみましょう。

 

最近ではポケットサイズの歳時記を、

書店の「趣味」コーナーでよく見かけます。
電子辞書にも収録されている場合があります。

 

先生のおススメは、写真が載っている

大きめの歳時記を手元に持っておくこと
写真を見ながらページをめくることで、

作句のモチベーションにもなりますし、
インスピレーションも働きます。

 

もちろん当館でもさまざまな歳時記を所蔵しています。
もし手元に歳時記がない方は、ぜひ当館にも足を運んでみてください!

 

句会形式と聞くと、緊張してしまうかもしれませんが
お互いの句を読むことで新たな発見もさまざまあったようです。

 

文法という言葉に、どこからともなく苦痛の声が上がる場面も笑

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先生も予想されていたのか苦笑しながらもわかりやすく教えていただき、

無事講座は終了しました。

 

次回は9月15日(土)14時から!

 

参加者のみなさま、お気をつけてお越しください!
宿題もお忘れなく!

 

k-s

 

 

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