詩歌の森日記

短歌入門講座

7月から8月にかけて、

短歌入門講座が開催されました。

講師は、高校の教員で、

歌誌『塔』の選者も務めていらっしゃる

梶原さい子先生(宮城県気仙沼市出身)です。

 

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梶原先生の講座も、今年で7年目を迎えました!

 

鑑賞や実作をとおして、短歌を基礎から学ぶ講座です。

第1回目(7/9)では、短歌の基本的な決まりごとを学んでから、

「付け句」「題詠」に挑戦しました!

 

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エクササイズとして穴埋め問題!

紙で隠された箇所には、どんなことばが入るのか…

正解は…「海」でした!

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まず「付け句」に挑戦!

お題の上3句に、下2句を自分で作って、

1首の短歌を完成させました。

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次は「題詠」

「水」をお題に短歌を作りました!

辞書を引いて作っている方も…!

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最後は受講生同士でグループを作り、それぞれの短歌の感想を話し合いました!

 

第2回目(7/23)では、「物に語らせる」ことを意識した

短歌作りに挑戦しました!

 

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最初に、壁に貼られた短歌に、感想を付箋に書いて貼り付けました。

実はこの短歌はすべて、受講生の皆さんが事前に提出したもの。

今回のお題は「手」でした。「手のひら」や「手土産」、「千手観音」etc...

同じ1字が入っていても、作る人によって、様々な短歌が生まれました。

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「物に語らせる」作り方について、野球の短歌を例に学びました。

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早速挑戦します!

自分の言いたいことを「物」に託して、短歌を作る…

むずかしーーい!!

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作り終えたら、第1回目の時と同じように、

それぞれの短歌の感想を、受講生同士で話し合いました。

 

第3回目(8/6)では、「変わり歌合わせ」に挑戦!

 

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まず4つの字をお題として、班ごとに計4首の短歌を作りました。

今年は「大」「谷」「翔」「平」⚾!!

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お題の文字ごとに、各班の短歌を発表!

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発表者は、短歌の作者とは別の人が務めます。

良いと思うところをたくさん褒めました!

 

受講生の皆さんが真剣に短歌を作る姿や、

受講生同士で、それぞれが作った短歌について

積極的に感想を話し合う姿が印象に残りました。

梶原先生、受講生の皆さん、ありがとうございました!

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