詩歌の森日記

こどもの俳句教室2022 夏の部

6月5日(日)と19日(日)の二週にわたって

こどもの俳句教室が開催されました。

片方典子さん、髙橋美恵さんと一緒に、

クイズや季語探しをとおして、

俳句を楽しみながら作りました。

今回は12名のこどもたちが参加してくれました。

 

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第1回目の6月5日は、まず俳句クイズにチャレンジ!

クイズの答え(季語)を見つけに、

雑草園と詩歌の森公園へ行ってきます!

 

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クイズの答え以外の季語も、教えてもらいながら

どんどん集めていきました。

 

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雑草園で季語を発見!メモメモ…

 

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お家の中にもあるかな~?

 

見つけた季語は「柘榴(ざくろ)の花」「青梅」「睡蓮」

「風鈴」「籐椅子(とういす)」など…

 

クイズの答え合わせのあとは、見つけた季語で俳句を作りました。

作った俳句を短冊に書き、投句箱へ投句した後、

名前を伏せて清記した俳句の一覧が、子どもたちに配られました。

 

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一覧の中から、自分の好きな俳句を二句選びました。

 

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俳句にたくさん票が入った人には、賞品が贈られました!

おめでとうございます!

 

第2回目の6月19日は、前回の振り返りからスタート!

前回作った俳句に、片方さんがコメントしてくださった後、

季語探しに向かいました。

 

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同じ場所でも、2週間も経つと

植物の様子や見つけられる季語が変わってきます。

季語探しをとおして、少しずつ変わっていく季節を

子どもたちは感じとっていました。

 

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みんなの視線の先には…雨蛙!夏の季語です。

ちなみに「蛙」だと春の季語です。

 

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池をのぞき込む子どもたち。何を見つけたのかな?

 

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ザリガニがいました!「ザリガニ」も夏の季語です。

 

和室に戻った後は、俳句作りに再挑戦!

今回は俳句を、筆ペンで短冊に揮毫(きごう)しました!

 

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使い慣れていない筆ペンでの揮毫、集中…!

 

今年もコロナ感染対策を行いながらの

開催となりましたが、

クイズも、季語探しも、俳句作りも、揮毫も、

子どもたちは真剣に取り組んでいました。

パワフルに俳句に挑戦していく姿や、

季節を敏感に感じる姿が印象的でした。

 

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作品は、後日館内に展示予定です。

是非、ご覧ください。

 

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